内容説明
バブル崩壊から30年が経った今でも、わが国の経済不況には歯止めがかからない。今こそ、「儲け」を目的とした市場主義的な経済のあり方を脱却し、「世を治め、民の苦しみを救う」経世済民の思想に立ち返る必要がある―。経済の基礎知識や諸理論を網羅的にわかりやすく解説するとともに、戦後の日本社会および文化・芸能などに関わる経済史についての記述もユニークな入門書!
目次
第1部 経済の基礎理論(経済一般;商品経済 ほか)
第2部 戦後日本国民の歩みと経済(終戦と国民;戦後改革と国民 ほか)
第3部 現代の経済思潮と世界(社会主義;ファシズム ほか)
第4部 書物から(佐和隆光氏の三著を読む;池上彰氏の『高校生からわかる「資本論」』を読む)
著者等紹介
仲島陽一[ナカジマヨウイチ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学卒業。同大学院博士課程単位取得。早稲田大学、学習院大学、中央大学などの講師を経て、早稲田大学高等学院、東洋大学、東京医科大学などで講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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