内容説明
国際生徒調査PISAにより、フィンランドやエストニアに比べてわが国の学生の自己効力感や幸福度(=Well‐being)の低さが明らかになった。教師→生徒への一方向的な教授法から脱却し、学習者の「幸福度」に立脚した教育を希求する、わが国の学校教育のあり方に一石を投じる東信堂ブックレット第3弾!
目次
第1章 北欧では、子どもたちはWell‐beingsをなぜ感じているのか―それは、自分のためだから(PISA2018の測定結果;どの学校でも自分らしく学べるフィンランド;フィンランド政府の見解 ほか)
第2章 学びは自分のためなのに、日本の若者は切ない(人生満足度;授業をサボると人生満足度はどうなるか)
第3章 日本の学びを世界と比べると(日本の学びは古い;コンテンツ・ベースからコンセプト・ベースの教育への転換;学び方がwell‐beingと関わるわけ ほか)
著者等紹介
福田誠治[フクタセイジ]
1950年岐阜県生まれ。1979年より42年間都留文科大学に勤務。前都留文科大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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