内容説明
「グローバル時代の教育モデル」と謳われる、国家の枠組みを超えた大学入学資格・カリキュラムである国際バカロレア(IB)の導入が世界各国で進んでいる。西洋的な自立的個人の育成を目指すIBは、個人よりも集団を重んじるアジアではどのように受容され、実践されているのだろうか?日本、中国、韓国、ベトナム、インド、カタールにおけるIB導入に至る政策的背景・導入後の状況・IB認定校の運営実態を比較考察し、その相違と共通点からアジア諸国におけるIBの実態を明らかにした。
目次
第1章 日本における国際バカロレアの展開
第2章 中国における国際バカロレアの展開
第3章 韓国における国際バカロレアの展開
第4章 ベトナムにおける国際バカロレアの展開
第5章 インドにおける国際バカロレアの展開
第6章 カタールにおける国際バカロレアの展開
著者等紹介
李霞[リカ]
2012年9月京都大学にてPh.D.(Ed.)を取得。京都大学大学院教育学研究科研究員、プール学院大学短期大学部特任講師を経て、滋賀短期大学幼児教育保育学科講師。専門は比較教育学(教育政策、カリキュラム、教授法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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