内容説明
前著・『現代日本の地域分化』に続き、直近の国の統計資料を精査、各市町村ごとに人口、産業、環境、所得等、深刻化する地域格差の実態を分析し、格差社会日本の全体像を明示するとともに、新たな計画的生産・労働・所得システムへ向け、格差拡大を調整しうるよう現代資本主義の転換に対し基礎的数値を示す。
目次
第1部 現代日本の地域格差(分析の方法;分析対象としての市町村;人口の変化;少子化と高齢化 ほか)
第2部 現代日本社会論ノート(高度にあるいは過度に発達した資本主義;「豊かな社会」における集団の劣化;繁栄と格差の拡大;情報化社会における集団の変貌 ほか)
著者等紹介
蓮見音彦[ハスミオトヒコ]
1933年東京に生まれる。東京大学文学部社会学科卒業。東京大学大学院社会科学研究科修了。東京女子大学専任講師・助教授、東京学芸大学助教授・教授、東京大学文学部教授、東京学芸大学長、和洋女子大学人文学部教授・学長を経て、東京学芸大学名誉教授、和洋女子大学名誉教授。農村社会学、地域社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。