内容説明
今や避けて通れぬ歴史的転換―日本型移民国家創造へ向けて。人口秩序崩壊の現実を前に、移民立国の必要性と緊急性、移民法制の抜本的転換、移民政策がもたらす経済効果等、移民推進を力説し続けてきた元東京入管局長の著者による移民政策論の決定版。移民教育の充実を背景にした、日本の精神土壌に根ざした移民国家の創造は、グローバル化の今日、人類史的・世界史的意義を孕んでいる。
目次
二二世紀の人類像
政治と移民
平成の革命家
日本型移民国家の誕生
経済と移民
移民法制
人口減少問題の解決策
移民国家で世界の頂点をめざす
日本型移民政策
移民で日本全体が潤う
東日本大震災と移民
世界のメディアから勇気をもらった
外国人政策史概論
移民政策論文一筋の道
人生意気に感ず
著者等紹介
坂中英徳[サカナカヒデノリ]
1945年生まれ。1970年、慶応義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。同年法務省入省。東京入国管理局長などを歴任し、2005年3月退職。同年8月に外国人政策研究所(現在の移民政策研究所)を設立。法務省在職時から現在まで、人口減少社会の移民政策のあり方など一貫して移民政策の立案と取り組む。近年、50年間で1000万人の移民を受け入れる「日本型移民国家構想」を提唱している。現在、一般社団法人移民政策研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 不思議を売る男