内容説明
65歳以上の高齢者が3500万人に及ぶ日本で、「安楽死」は終末期医療が必然的に招く喫緊の問題である。本書は、3国の安楽死法の詳細な解説・資料の翻訳と比較を通じ、いわゆる「尊厳死」や「緩和医療死」も含め、医療上の生命終結の理念と法的整備を提示する。この問題が遅々として進まない日本を憂えての緊急出版である。
目次
本編 ベネルクス3国の安楽死法(オランダ安楽死法の内容と実態;ベルギーにおける終末期医療に関する法的状況;ルクセンブルクにおける終末期医療関係法の現状と課題;ベネルクス3国の安楽死法―比較と課題)
資料編(オランダ;ベルギー;ルクセンブルク)
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- 和書
- 小早川隆景