内容説明
調査の有効な活用のため、必要不可欠な知見を詳述。国際学力調査はなぜ行われるのか?各調査の目的・方法等の的確な認識を通じ、国家教育政策・計画の改革へ。
目次
第1章 なぜ世界の国々は国内学力試験や国際学力試験へ参加・実施するのか?
第2章 2つの国内試験の例
第3章 国際試験の例
第4章 学力査定調査に対する批判と批判に対する返答
第5章 学力評価における標本調査の技術基準
第6章 結論と教育計画者への情報
著者等紹介
ポッスルウェイト,ネヴィル[ポッスルウェイト,ネヴィル] [Postlethwaite,T.Neville]
学力評価の国際比較の父として知られた、イギリス出身の国際的に著名な学者。国際数学・理科教育調査(TIMSS)などの実施で知られる、International Association for the Evaluation of Educational Achievement(IEA)の初代理事(1962‐1973)および会長(1978‐1986)として、TIMSSの前身である第1回国際数学テスト(1964年)の立ち上げや、数々の国際的な数学、理科、読解力試験の実施に関わる。1976年よりハンブルグ大学教授。2009年没
野村真作[ノムラシンサク]
世界銀行教育グローバルプラクティス、教育エコノミスト。世界銀行中東北アフリカ局、ユネスコ統計研究所等を経て現職。現在はバングラデシュを主とした南アジア地域の教育プロジェクトに主に関わっており、初等教育および中等教育の学力調査の設計や、その結果を用いたデータ分析や政策提言に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。