アクティブラーニングと教授学習パラダイムの転換

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アクティブラーニングと教授学習パラダイムの転換

  • 溝上 慎一【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798912462
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3037

内容説明

アクティブラーニングは今や大学教育喫緊の課題であり、すでに多くの大学で、教授の講義を一方的に「聴く」受動的授業から、学生が「書く・話す・発表する」活動もおこなうアクティブラーニング型授業への移行が試みられている。だがその多くは蓄積された知識伝達という教授的視座に今なお縛られている。本書はアクティブラーニングの理論的整理を進めつつ、教授的視座からの学習的視座へのパラダイム転換、すなわち学生が知識だけでなく、現代的な技能・態度(能力)をも身につけ、経験を組織化して成長する、まさに学びと成長のためのアクティブラーニングの推進を力説するとともに、そのためのアクティブラーニング型授業の変革・向上を主唱する理論的・実践的な体系書である。

目次

第1章 アクティブラーニングとは(アクティブラーニング研究・実践の隆盛;アクティブラーニングの定義)
第2章 なぜアクティブラーニングか(教授学習パラダイムの転換;社会の変化に対応して)
第3章 さまざまなアクティブラーニング型授業(アクティブラーニング型授業の技法と戦略;アクティブラーニング型授業の実際;近接概念の相違)
第4章 アクティブラーニング型授業の質を高めるための工夫(学習内容の深い理解を目指す―ディープ・アクティブラーニング;授業外学習時間をチェックする;逆向き設計とアセスメント;カリキュラム・コースシステムとして発展させるアクティブラーニング型授業;アクティブラーニングのための学習環境の整備;反転授業をおこなう)
第5章 揺れる教授学習観―筆者のリプライ

著者等紹介

溝上慎一[ミゾカミシンイチ]
京都大学高等教育研究開発推進センター教授、京都大学博士(教育学)。1970年生まれ。神戸大学教育学部卒業、1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手、2000年講師、2003年助教授(准教授)、2014年6月より現職。大学院教育学研究科兼任。大阪府立大学高等教育開発センターIR顧問。日本青年心理学会常任理事・編集委員、大学教育学会常任理事・編集委員、“Journal of Adolescence”Editorial Board、“International Conference on the Dialogical Self”Scientific Committee委員。公益財団法人電通育英会大学生調査アドバイザーほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Nobuko Hashimoto

12
いまや大学、そして高校にも導入せよと要請され、流行りのごとく広まっている「アクティブラーニング」。しかし、実態は定義や解釈を押さえないまま、抵抗されたり形だけのものになっていたりすることも多いという状況を受けて、理論を整理した本。溝上さんはこの分野の第一人者の一人。TIPS集ではないので、アクティブラーニングしろと言われた、何からしたらいいだろうという人は別の本も参考にするとよいだろう。 2015/09/23

すみけん

6
アクティブラーニングの重要性が言われて久しいですが、実際になにをもってALというのかは、曖昧なままである。この本は大学教育向けであるが、中学・高校向けにも、溝上先生にはの本質を学べる本が多く出版してもらいたい。(でてるかもしれません、知らないのは私だけ?お勧め本があれば教えてほしい)方法論ではなく、目的論の上に立った内容がほしいですね。この本はしっかり学べました。 2015/11/07

Hachi_bee

3
あとがきにもあるとおり、近年の動きは大変速く大きい。とはいえ、学習内容の深い理解を目指す形のAL型授業が普及するにはまだ少しの時間を必要とするだろう。学力の3要素の内「思考力・判断力・表現力」を伸ばすにはAL型は必須。 次も要参照。 http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/08/21/1361110_1_1.pdf2015/08/25

mika

1
アクティブラーニングの定義から、実践的な観点なども紹介されている。2021/05/14

Ken.

1
積読を解消。現職教員には自分たちが受けてきた授業をもう再生産してはいけないという課題が突きつけられている。今起きている世界的な教育改革は、教授:如何によく教えるかという見方から、学習:如何によく学ぶかという見方へのパラダイムシフトであるというのが、本書から学ぶ点です。子どもたちの学びに対して教師としての自分をどう位置づけるか。本質原理が欠落してしまうと、教師主導で、表面的にアクティブだが学びは依然として受け身、極めて薄い学びがあたかも「主体的・対話的で深い学び」であるかのように都合よく解釈されてしまう。2019/11/24

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