内容説明
社会に生きることは、錯綜する諸価値が機能する意味世界において振る舞うことである。本書は、そうした諸価値の測量士として、私たちの生活にまっすぐ切り込む、哲学の新しい形を提示する。
目次
序論 価値・意味・秩序
第1章 イデオロギーと哲学の場所
第2章 集合的実践と哲学
第3章 生き延びるための知と技術の構築―医療化された社会に生きるということ
第4章 知識基盤社会の構築における哲学の役割
第5章 宗教の発想・哲学の思考
第6章 社会学の知と哲学―「自殺論」を巡って
第7章 大学一般教育における「哲学」という科目
著者等紹介
松永澄夫[マツナガスミオ]
1947年生まれ。立正大学教授・東京大学名誉教授
高橋克也[タカハシカツヤ]
1965年生まれ。DEA(哲学史)(パリ第四大学、2000年)。埼玉大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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