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内容説明
天明年間“山焼け”(大噴火)による全島避難、その後50年にわたる“還住”(帰島活動)の苦難の歴史の中で、明治初年の神仏分離に耐え残った青ヶ島の固有信仰を探る。
目次
序に代えて―孤島・青ヶ島との邂逅
ぼくがシャニンになれたわけ
“でいらほん”とは何か?
ミコケとカミソウゼ
女たちの“聖なる家”他火小屋―その精神的遺産
青ヶ島の祭祀組織と消えたハカセ(博士)の職掌と双丹姓の謎
“読み上げ祭り”―青ヶ島の祭りの構造
サンヤサマとロクヤサマ―逆三日月の“黄金の舟”の神秘
青ヶ島の節分習俗フンクサ
石場とイシバサマ―神社の原像〔ほか〕
著者等紹介
菅田正昭[スガタマサアキ]
1945年生まれ。宗教学・民俗学・離島問題の研究者。青ヶ島には1971年5月~74年1月(青ヶ島村役場職員)、1990年9月~93年7月(青ヶ島村助役)の2度、在住。その間、青ヶ島の神々についてのフィールドワークを精力的に行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。