生き抜いて、サイパン玉砕戦とハンセン病

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798802091
  • NDC分類 916
  • Cコード C0023

内容説明

1944(昭和19)年7月、サイパン島「きょうは絶対、生きて帰るな!」上官の命令で2度も総攻撃を敢行したが、「生き延びて、悪運が強いんです」と有村さん。敗残兵としてジャングルの中で1年暮らしたのち捕虜となる。復員後、許嫁と結婚。だがハンセン病との長く厳しい闘いが待っていた。

目次

はじめに
海軍通信兵に
サイパン玉砕戦
まる一年の敗残兵生活
捕虜収容所
復員
ハンセン病を隠しての流浪生活
菊池恵楓園へ
鹿児島の星塚敬愛園へ

著者等紹介

有村敏春[アリムラトシハル]
大正12年、奄美大島生まれ。尋常高等小学校卒業後、熊本の無線電信講習所にまなぶ。志願により横須賀の海軍通信学校へ。昭和19年1月、海軍通信兵としてサイパン島へ。同年6月、7月のサイパン玉砕戦を生き延びる。丸1年間のジャングルでの敗残兵生活を体験。復員後、ハンセン病を隠しての流浪生活のあと、昭和29年、熊本の菊池恵楓園に入所。昭和33年、鹿児島県鹿屋市の星塚敬愛園に転園、現在に至る

福岡安則[フクオカヤスノリ]
1947年生。埼玉大学教養学部教授

黒坂愛衣[クロサカアイ]
1977年生。東京外国語大学・埼玉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かみいゆ

2
ハンセン病とサイパン玉砕戦、一見関係なさそう(本当に関係はない)なテーマだが、どちらとも経験したひとりの男についての取材記。読み応えがありました。サイパン玉砕戦の話が主軸ではあるものの、しっかりと現在まで語り切っており後世に残すべき良書2020/12/02

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