ＨＪ文庫 愛を知らない捨てられＪＫを全力で甘やかしたら俺まで幸せにされた件〈１〉

猫又 ぬこ【著】

ホビージャパン（2025/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 250p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798639550
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

悲劇のヒロインを助けた日から俺と彼女の幸せV字回復が止まらない！
婚約者に浮気された会社員・夏樹颯太は親に夜逃げされたＪＫ神崎愛莉を助ける。愛を知らない彼女に愛情たっぷりに接すると愛莉はすっかり颯太に懐き、密かに恋心を抱くように。心優しく料理上手な愛莉との穏やかな日々に、颯太も幸せを感じていた。そんなある日、母親から婚約者を紹介するよう催促されて困っていた颯太に、愛莉は恥ずかしそうに言った。
「わたし、一日だけ颯太くんの婚約者になれませんか……？」
相性抜群の二人が紡ぐ、幸せしかないハピハピ同居ラブコメ！




【目次】

内容説明

婚約者に浮気された会社員・夏樹颯太は親に夜逃げされたＪＫ神崎愛莉を助ける。愛を知らない彼女に愛情たっぷりに接すると愛莉はすっかり颯太に懐き、密かに恋心を抱くように。心優しく料理上手な愛莉との穏やかな日々に、颯太も幸せを感じていた。そんなある日、母親から婚約者を紹介するよう催促されて困っていた颯太に、愛莉は恥ずかしそうに言った。「わたし、一日だけ颯太くんの婚約者になれませんか…？」相性抜群の二人が紡ぐ、幸せしかないハピハピ同居ラブコメ！

著者等紹介

猫又ぬこ［ネコマタヌコ］
第７回ＨＪ文庫大賞から拾い上げデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

婚約者に浮気された会社員・夏樹颯太が、母親に夜逃げされて追い詰められたＪＫ神崎愛莉を偶然助けて、居場所のない彼女と同居を始めるJK同居ラブコメ。溜めていた結婚資金で借金を肩代わりして窮地を救い、住む場所もない愛莉を保護して同居を始めた颯太。生きる希望を見出せなかった彼女に焦らず優しく接して、少しずつ変わっていく愛莉を見守る関係。婚約者を紹介するはずだった帰省に同行する展開もお約束でしたが、颯太の実家の家族も含めた温かな優しさに、自分も幸せになっていいんだと思えるようになっていく愛莉には救われる思いでした。

2025/08/29

[わたー]

★★★★★HJ文庫公式レビュワープログラムにて読了。面白かった。安心してくださいいつもの猫又ぬこ先生ですよ。結婚を考えていた恋人に浮気された挙句、理不尽にフラれた主人公。ヤケ酒をしこたま飲んで泥酔した彼は、借金を残して蒸発した母親のせいで風俗に落とされそうになっていた女子高生を救い、自宅で保護することから始まる物語。主人公の境遇もヒロインの境遇も、ファンタジーかと思うぐらい突拍子もないと感じたが、親からの虐待のせいで「ごめんなさい」ばかり口にする自己肯定感ゲキ低ヒロインに家族としての愛を与え、

2025/08/27

[彩灯尋]

【レビュアープログラム参加作品】周りの大人がクソすぎてイライラしたけどここから幸せな未来になってくれれば…。自己肯定感が低くて健気な彼女の笑顔を見るために読み進めている。毒親のせいで普通が許されなかった彼女の世界がどんどん広がっていくといいな。

2025/09/14

[真白優樹]

結婚寸前の婚約者に裏切られた青年が、親の借金のカタに売られそうになっていた少女を救い始まる物語。―――愛を教え、幸せに。救われて己も幸せに。　泥酔の勢いで拾った少女を保護者として愛する青年と、支えられて救われていく少女の温かさがある物語であり、心温まるハートフルな展開がある物語である。始まっていく共同生活、愛されて少女は前に進む為に歩き出す。少しずつ前へと歩き出していく中、二人の関係はどう変わっていくのか。今は未だ保護者と被保護者でしかない関係は、愛へと変わっていくのか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/09/01

[たまご]

毒親に見放された愛莉を颯太が救い、どんどん幸せにする展開にニッコリ。また愛莉と同じく不幸の只中にあった颯太自身も愛莉との生活に楽しさを見出し救われていく。ある種共依存的な関係性で物語は進みます。愛莉がJK（年齢は18歳なので犯罪では無い）という事で颯太との関係性が気になるとこですが、颯太の父性？が強くラブコメ展開はかなり控えめでした。ただ愛莉を笑顔にしたい為、献身する颯太と生きる喜びを取り戻していく愛莉の姿に心温まる。そんな二人の関係性が今後どのように変化していくのかも楽しみです。とても良かった。

2025/09/06