出版社内容情報
九州は、古くから個銘がわかる刀工が活躍した地域として知られる。
例えば平安時代後期?鎌倉時代初期にかけては、豊後の修験場・英彦山の僧であり刀工であった定秀、行平、大和から薩摩に渡ったという波平正国、行安らが知られる。そののちも、伝太光世、左文字、同田貫正国、肥前忠吉ら多くの刀工が活躍し、江戸時代末期まで多くの名刀が生み出された。近年、再注目されている九州の刀工を概観し、その歴史を辿る。
◎実物大折込ポスター:笹貫&同田貫(表裏)
目次
第1章 筑前の刀
第2章 筑後の刀剣
第3章 豊後の刀
第4章 肥前の刀
第5章 肥後の刀
第6章 薩摩の刀