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出版社内容情報
少年は堕ちていく。その身を業火に焼かれながら――
ソラと共に聖都トネリコで迷宮探索や情報収集を続けるリオ。
膨大な魔物との戦闘を終え地上へと戻った二人に声を掛けてきたのは、白い法衣を纏った幼い子供だった。自らをエルと名乗り、露骨に距離を詰めてくるその子供の真の目的とは?
一方、ガルアーク王城より失踪した勇者・千堂貴久は娼館街へと迷い込んだ挙句、娼婦の少女から客になるよう迫られていた。
「え、へへ……。あり、がとう。私の、勇、者さま……」
無謀な逃亡の果てに待ち受ける過酷な運命、その結末は――。
内容説明
ソラと共に聖都トネリコで迷宮探索や情報収集を続けるリオ。膨大な魔物との戦闘を終え地上へと戻った二人に声を掛けてきたのは、白い法衣を纏った幼い子供だった。自らをエルと名乗り、露骨に距離を詰めてくるその子供の真の目的とは?一方、ガルアーク王城より失踪した勇者・千堂貴久は娼館街へと迷い込んだ挙句、娼婦の少女から客になるよう迫られていた。「え、へへ…。あり、がとう。私の、勇、者さま…」無謀な逃亡の果てに待ち受ける過酷な運命、その結末は―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
ソラと共に聖都トネリコで迷宮探索や情報収集を続けるリオ。膨大な魔物との戦闘を終え地上へと戻った二人に、白い法衣を纏った少女エルが声を掛けてくる第二十四弾。リオたちと露骨に距離を詰めてくる少女エルの真の目的。一方、ガルアーク王城より失踪して、娼館街へと迷い込んだ勇者・貴久と邂逅した娼婦の少女ジュリア。そしてセリアが新しく身に着けた古代魔法。綺麗事ではどうにもならない地獄に直面した貴久は闇落ちしてしまうのか、暗躍するレイス相手に後手に回りがちな状況で美春やリオたちに何が起きるのかも気になるところではあります。2023/07/31
オセロ
24
前巻の自分の感想と試し読みを読んでも内容がピンとこなかったので再読。次巻のサブタイトル的にリオはそろそろ復活ですかね?2024/02/02
加賀ますず
7
美春に完全に拒絶されたことで、城を飛び出した貴久。この世界の現実を知らない少年は、痛烈なまでに残酷なリアルを突きつけられる。燃え盛る激情の炎は、過去の自分を燃やし尽くし、一人の少女を守ることができるのか…。純粋な悪意に晒されたことで現実を知り、ある点でリオと通じる部分を得た貴久がこれからどのような物語を紡ぐのか、美春たちとの因縁やリオとどう向き合っていくのか、これから大きく話が動いていきそうなお話だった。ハッピーエンドでもあり、バッドエンドの始まりでもあり…。2023/08/24
サンゴ
7
まあ、既定路線よね2023/08/11
まるげん
4
相変わらず良かった 続きも楽しみですね コレを機に貴久は一気に変わりそうだけど、置いてかれたリリアーナとかは本当に可哀想で…挙げ句他の女と駆け落ちして他国の勇者にとか、完全にNTRですわ〜!!2023/08/24