HJ文庫<br> 灰原くんの強くて青春ニューゲーム〈3〉

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HJ文庫
灰原くんの強くて青春ニューゲーム〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784798629841
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

二人きりの夏の夜、彼女の口から零れた言葉は――

詩からの積極的なアプローチを受け、心が揺れてしまう夏希。
そんな中、仲良しグループ内で夏休みの旅行計画が持ち上がる。
美織とその友人も加えて計八人での計画が進む一方、普段から門限の厳しい陽花里は旅行に参加出来るか思い悩んでいた。
それでもなんとか親の説得を試みる陽花里だが……

「――わたし、家出したの。だから、もう門限はないんだ」

みんなの人気者である彼女が隠していた素顔と秘めた想いを知るうちに、夏希と陽花里の関係は大きく変化していく――!

内容説明

詩からの積極的なアプローチを受け、心が揺れてしまう夏希。そんな中、仲良しグループ内で夏休みの旅行計画が持ち上がる。美織とその友人も加えて計八人での計画が進む一方、普段から門限の厳しい陽花里は旅行に参加出来るか思い悩んでいた。それでもなんとか親の説得を試みる陽花里だが…「―わたし、家出したの。だから、もう門限はないんだ」みんなの人気者である彼女が隠していた素顔と秘めた想いを知るうちに、夏希と陽花里の関係は大きく変化していく―!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

45
詩からの積極的なアプローチに心が揺れる夏希。そんな中、仲良しグループ内で夏休みの旅行計画が持ち上がる第三弾。美織とその友人・芹香も加えて計八人で計画が進む一方、普段から門限が厳しく旅行に参加出来るか思い悩む陽花里。それでも何とか親の説得を試みようとした陽花里の家出から、メインヒロイン的扱いのわりにはキャラがどこかぼんやりとしていた彼女の過去や夢、想いが明かされるターニングポイントになりそうな展開でしたけど、ヒロインそれぞれの複雑な想いも垣間見えて、物語としても大きく動きそうな今後の展開が今から楽しみです。2022/10/31

オセロ

40
期末テストを無事終えて迎えた夏休み。いつものメンバーに加えて美織とその友達の芹香で1泊2日の海水浴を計画するが、親が厳しい陽花里は参加できるか微妙なところ。そんな陽花里が隠していた夢を否定されたことをキッカケに父親と大喧嘩した挙句、夏希のもとに家出してきて…。 陽花里の夢の実現と陽花里の父親を説得する為に現実的なプランを考える様子はまさに“強くてニューゲーム”って感じでしたね。 旅行を通じて詩や陽花里と距離が更に縮まった中で、芹香とバンドを組むことになった文化祭編がどうなるのか楽しみです。2022/11/01

わたー

33
★★★★★美織ルートは…美織ルートは何処に…今回は、主人公が片想いをしていると言いつつも大した絡みもなく表面上でしか語られてこなかった星宮回。親の言いなりになって、本当の自分を押し殺してきた彼女の内面にぐっと踏み込んでいく内容で、それ自体は青春モノらしい展開で非常に良かったのだが、主人公を巡る恋の駆け引きが本格的になっているので、寧ろそっちの方が気になったかなと。主人公の一人称視点、しかも彼女たちの好意に基本的に気付かない人物目線なのに、なんでこうもヒロインたちの心の機微が瑞々しく描かれているのだろうか。2022/11/01

ぽな

26
俺の七瀬はワンちゃんないですか(´・ω・`) 詩といい感じで揺れる夏希。夏休みを間近に控えたなかで星宮の様子がどこかおかしく…。今回は表紙からわかるようにお約束の水着回と思いきや終盤だけで中盤までガッツリ星宮回。星宮の悩みに寄り添うことで距離が縮まった回でした。夏希のメンタルボコボコに削る発言には草。嬉しいイベントも盛りだくさんで星宮も一気にグッと来ましたね(*´ω`) 詩もグイグイ来るしこりゃ迷いますわw 美織もまた迷走の予感と今後も楽しみです。夏希の前では拗ねる七瀬かわゆす~~。ワンちゃん…(8/102022/11/03

rotti619

24
タイムリープ時に夏希が決意した、叶わなかった青春をやり直す、片想いだった星宮陽花里と仲良くなる…のが、佐倉詩に思いっきり懐かれた上に告白されてしまった話第3巻。今回はその陽花里がメイン。夏休みに泊まりで海に行く計画を立てたが、父親の束縛が厳しく許可が降りない彼女のために一肌脱ぐ事になる。問題解決の為の道筋の立て方が元社会人らしい方法なのが夏希らしいが、その過程で鈍感系ではない彼は陽花里からの視線を好意と理解しながら、詩の存在に揺れていた。新キャラの本堂芹香が良い味を出していて次巻は彼女絡みの話と思われる。2022/11/03

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