ＨＪ文庫 毒舌少女はあまのじゃく〈２〉―壁越しなら素直に好きって言えるもん！

上村 夏樹【著】

ホビージャパン（2020/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 283p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798623467
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ライバル出現に毒舌美少女のデレもますます加速!?

「ボクは蛇川飛鳥。けーたの許嫁だよ」

新学期早々、俺と雪菜先輩の住むアパートに引っ越してきた謎の美少女はそう言った。心当たりがない俺だが、猛アプローチしてくる飛鳥は凄く可愛い……いかん！　俺には雪菜先輩という心に決めた人が……って、先輩の様子もおかしいんですけど!?

『……好きな男の子に自分だけを見てほしいって思うの、ワガママかな？　啓太くん。めんどくさい女の子でごめんね？』

壁越し以外でも本音炸裂な恋人未満の青春ラブコメ、第２巻！

内容説明

「ボクは蛇川飛鳥。けーたの許嫁だよ」新学期早々、俺と雪菜先輩の住むアパートに引っ越してきた謎の美少女はそう言った。心当たりがない俺だが、猛アプローチしてくる飛鳥は凄く可愛い…いかん！俺には雪菜先輩という心に決めた人が…って、先輩の様子もおかしいんですけど！？『…好きな男の子に自分だけを見てほしいって思うの、ワガママかな？啓太くん。めんどくさい女の子でごめんね？』壁越し以外でも本音炸裂な恋人未満の青春ラブコメ、第２巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真白優樹]

啓太の許嫁を名乗る謎の少女、飛鳥が転校してきて啓太にアプローチをしてくる中、雪菜がヤキモチを覚える中で文化祭の幕が上がる今巻。―――未だ素直になるにはあと一歩、だけどそれでも貴方のお姫様になりたい。　飛鳥という新たな恋敵が現れ樹里も啓太に負けじと迫る中、雪菜の秘めた想いが少しだけ剝き出しとなり、啓太が一つの決意を固める、ラブコメとしての段階が一つ進み奥深さを増していく巻である。強力な敵が次々と登場し舞台が揺れる中、啓太と雪菜の関係は何処へと向かうのか。迫る冬に待つ物語とは。 次巻も勿論楽しみである。

2020/11/03

[オセロ]

ショートストーリーがメインでよく言えば読みやすい、悪く言えばワンパターンだった1巻とは打って変わって読み応えのある物語の構成になっていました。 特に文化祭編での雪菜と啓太の掛け合いは互いのことを理解し合えているから成せることだと思うとグッときました。 終盤にはまた新キャラが登場して次巻も楽しみです。

2020/11/13

[加賀ますず]

フィアンセ(おとこの娘)襲来？！素直になれないツンデレ少女な雪菜先輩が、自分の想いを真っ直ぐ伝えられる日は来るのだろうか？イカれたキャラが加わってパワーアップしたシリーズ第2巻。前巻はショートエピソードが連なった短編集的な構成だったが、今巻では確りとした中長編で半同棲変態カップルの日常が描かれていたのが新鮮だった。素直になれない雪菜先輩と、そんな彼女の本音を知ってしまっている主人公の奇妙な連帯感にますます磨きがかかって面白い。

2020/11/29

[ナイル]

ずっと待ってた第2巻！ようやく読む事ができました。今回もこの作品特有の面白さ多めで、何度も笑ってしまう展開が多かったです。前半は、ややネタ多めかなぁ？って感じです。めっちゃ笑った印象です。そして、一風変わって、文化祭の話...ネタにありの作品に、こういった真剣な展開があると、良いものになりますね。良かったです。想像以上の2巻でした。

2020/11/10