軍事選書<br> 北欧空戦史―なぜフィンランド空軍は大国ソ連空軍に勝てたのか

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北欧空戦史―なぜフィンランド空軍は大国ソ連空軍に勝てたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 490p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798614953
  • NDC分類 391.28
  • Cコード C0076

出版社内容情報

大国の侵略に対抗した北欧三国の空の歴史



1939年11月からソ連とフィンランドとの間で戦われた「冬戦争」と1941年からの「継続戦争」におけるフィンランド空軍戦闘機隊の驚くべき大活躍を紹介した古典といえる航空戦記。

バッファローをはじめとする“二流

内容説明

1939年11月からソ連とフィンランドとの間で戦われた「冬戦争」と1941年からの「継続戦争」におけるフィンランド空軍戦闘機隊の驚くべき大活躍を紹介した古典といえる航空戦記。ソ連の大兵力に対し、貧弱な軍備しか持たないフィンランド。バッファローをはじめとする“二流”戦闘機を駆る奇跡のエース達はいかにして戦い抜き、森と湖の小国は独立を守り通したのか。伝説的名著ここに復活!!

目次

北欧の空のあけぼの
風雲のきざし
戦闘の序曲
森と湖の空戦
冬の戦い終盤戦
休戦
フィヨルドとその沖合
補給
夜のない空戦
赤い星のハリケーン
レンド・リースの船団
栄光のBW
フィンランドのドイツ機
中立国の空戦
ファイナル・セット
終章
雪白のエース達

著者等紹介

中山雅洋[ナカヤママサヒロ]
1936年生まれ。本職は医師。米国航空史学会員(AAHS)Life member No.147。医学部時代、グライダー操縦の練習で航空に興味を持つ。その後超軽量機の飛行免状を取得、米国にてセスナやグレートレークス複葉機に搭乗して航法やアクロバット飛行を習った。本業多忙で実際に飛行する時間が取れない一方、航空史についての研究・執筆を精力的に行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

21
28フィンランド空軍の本だと思ったら題名通りノルウェーとスウェーデン空軍も含めた内容でした。ソ連は革命後に失った領地を取り戻す為にフィンランドに攻め込む、明日は我が身のノルウェーとスウェーデンそして英と仏も支援に乗り出すがソ連との対立を避ける為に手を引く。フィンランドは英・仏・伊・米・蘭の機体で戦う。今度は独がノルウェーに侵攻しフィンランドは独と共にソ連と戦う。ソ連は英米の戦闘機でフィンランドは独の戦闘機で戦う。フィンランドはハリケーンⅠ型ソ連はハリケーンⅡ型と奇妙に感じる。2023/03/19

Yasuhisa Ogura

1
第1次世界大戦後から第2次世界大戦中のフィンランド、スウェーデン、ノルウェーの航空機開発の歴史、航空戦、さらには安全保障のあり方などについて解説したもの。特に、弱小のフィンランド空軍が質量で優るロシア空軍を圧倒していく様は、痛快。様々なエピソードも紹介されていて興味深い。スウェーデンの伯爵が自費で軍用機を購入して参戦した話などが詳しく紹介されている。2018/01/20

ぞだぐぁ

0
WWⅡでフィンランドがソ連と戦った冬戦争、継続戦争の空の戦いの記録を読みやすく纏めた名著の再販。スウェーデンやデンマークなど周辺国についての記述や実際に戦ったエースたちへのインタビューもある。2017/11/07

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