内容説明
この本で練習すれば、誰でも気軽に江戸の文字が読めるように。句碑や短冊も身近になり、くずし字のかるたで遊ぶことも。
目次
秋のたの
春すぎて
足日木の
たごのうらに
奥山に
かさゝぎの
天の原
吾いほは
花の色は
これやこの〔ほか〕
著者等紹介
中野三敏[ナカノミツトシ]
九州大学名誉教授。江戸の小説、戯作の研究の第一人者。「新日本古典文学大系」(岩波書店、全100巻)の編集委員。主著に『戯作研究』(中央公論社、角川源義賞・サントリー学芸賞)、『近世子どもの絵本集』(岩波書店、毎日出版文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
50
お茶のお仲間から、かな文字ゼミナールにお誘いいただいて、ここ数か月勉強中。百人一首も、いつかちゃんと覚えようという気持ちのまま半世紀がすぎ、いまだぜんぶ覚えていない…。せっかくなので、かな文字&百人一首をまとめて覚えられるこちらを。順番通りではなく、好きなうたから、筆ペンで真似しながら書いてみると、本当に楽しい。またお習字がしたくなったな。2024/08/28
イラヒ
4
小学校、中学校と、部活以外で百人一首クラブに入ってました。競技かるたには程遠いけど、いつも楽しくかるた取りをしていたのが懐かしい。書道を習い始めて1年半が過ぎ、難しくてずっと避けていた仮名文字。百人一首なら書くのも楽しくめそうです!ちょっと頑張ってみようカナ!2016/03/06
メルセ・ひすい
4
14-59 赤63 そいえば歌留多の札っテ 毛筆タイプでくずし字だったんだけど・…なんか 小学校んときから読んでたな…いや読んでたというより感かなぁ… 五七五七七という日本人になじみ深いリズムによって、初心者でも江戸のくずし字の読み方が自然に身に付く。歌留多から、句碑、手紙、古文書まで、手書きの文字で書かれた世界を楽しむことへの第一歩 ということだけ!2011/02/24
インテリ金ちゃん
2
比較的読みやすいくずし方で大半は読めた。くずし方にもランクがありそうだ。2017/01/21
非日常口
1
バーッと見ても、もともといくつか知っている句だとあんまり覚えなかったので、この際時間が掛かってもいいやということで地道に模写していきました。読み終わった日が9月28日となっていて、おおなんやかやで1か月もチンタラやったもんだとwww模写してると位置に3本くらいが限度なんで逆算で調度良いタイミングなのかな。結果的に仮名はほとんど読めるようになりました。模写はこれからもちょくちょく続けつつ、次の東海道中膝栗毛に出発したいと思います。2012/09/28