出版社内容情報
コピックは技法的には「グラデ塗り」(異なる色同士を乾く前になじませながら混ぜる塗り方)と「重ね塗り」(乾いた色の上に異なる色を重ねる塗り方)の2つだけで描ける、わかりやすく、実はとても手軽な画材なのです。
本書は、この基本となる「グラデ塗り」と「重ね塗り」を、コピック使いの巧者である粗茶氏と火神レオ氏のメイキングを中心に展開する、見て学べる実践的な技法書です。
<コンテンツ>
【第1章 コピック関連の画材と使い方】
コピックスケッチ、コピックチャオのほか、下描き用のコピックマルチライナーなどの画材紹介と、「東方」の「方」の字を使った筆法練習、そして最大の技法である「グラデ塗り」と「重ね塗り」の最も基本的なニブと色の扱い方を解説します。
【第2章 6色の塗り絵で彩色のコツ!】
コピック技法の克服は、やっぱり「塗り絵」が一番でしょう。ということで、6色限定で「グラデ塗り」と「重ね塗り」を主としたメイキングを紹介します。
【第3章 人気キャラから学ぶコピックのワザ!】
2章の塗り絵で習った6色限定の基本から、コピックの豊富な色数の使いこなし方まで、1肌、2髪、3目、4服といったパーツごとに徹底解説。章の後半では、著者の粗茶氏と火神レオ氏による「博麗霊夢」の夢の競作メイキングを実現。動感あふれる粗茶氏の「霊夢」、静かにたたずむ火神レオ氏の「霊夢」、この静と動の織りなす豪華な「霊夢」の、色と塗りの競演をご堪能ください。
【第4章 4人によるカップリングのメイキングと、5人によるワンポイント技法】
最新作『東方紺珠伝』のキャラクター「クラウンピースと純狐」を著者の粗茶氏が描き下ろし!そのほか多くの描き手によるイラストメイキングやワンポイント技法解説は、コピックの可能性と表現の幅を広げてくれることでしょう。
内容説明
デジタルで描くことが当たり前になっている昨今、コピックなどのアナログ画材が大ヒットしています。デジタルとアナログは、実はとても相性の良いものだそうです。とくにコピックは「グラデ塗り」と「重ね塗り」の2つだけで描ける、わかりやすく、とても手軽な画材なのです。本書は、この基本となる「グラデ塗り」と「重ね塗り」を、コピック使いの名手、粗茶氏と火神レオ氏のメイキングを中心に展開する、見るだけで学べる実践的な技法書です。
目次
第1章 コピック関連の画材と使い方(色を塗る前に―線画を描く画材;線画ができたら―色を塗る画材 ほか)
第2章 色の塗り絵で彩色のコツ!(6色限定の塗り絵で「グラデ塗り」を学ぶ―霧雨魔理沙の場合;6色限定の塗り絵で「重ね塗り」を学ぶ―博麗霊夢の場合 ほか)
第3章 人気キャラから学ぶコピックのワザ!(八雲紫(やくもゆかり)―金髪と黄色系の目
十六夜咲夜(いざよいさくや)―銀髪と青色系の目 ほか)
第4章 4人によるカップリングのメイキングと、5人によるワンポイント技法(粗茶が描く『クラウンピースと純狐』;魚ウサ王が描く『犬走椛と射命丸文』 ほか)
著者等紹介
粗茶[ソチャ]
大阪府出身。フリーのイラストレータとして2007年より活動。さまざまなソーシャルゲームのイラストを手がける。2016年現在、大阪府寝屋川市でコピック教室開講中
火神レオ[カガミレオ]
京都府出身。京都精華大学ストーリーマンガコース卒業。フリーのイラストレータとして活躍中
角丸つぶら[カドマルツブラ]
現在活躍中のゲームやアニメ関係のクリエーターを育成。自身は東京芸術大学美術学部で油絵を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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