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内容説明
『黒魔女派』ボスの正体は『世界最弱』の男だった!?七天騎士第一席『勝利する者』アドルフ・バルツァーが裏切り、『黒魔女派』と手を組んだとき、聖春学園は最悪の混乱状態に陥った。黒瓜緋蜜の指揮の元、敵と戦う七天騎士と生徒達。『黒魔女派』の手の内にある社に、そして『世界最弱』を前に『世界最強』麻上悠理はいかに立ち向かうのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
19
「世界最強」と「世界最弱」の戦いは矛盾せず終わったな、この決着でいいのかなとは思ったが。一王とアドルフの戦いは良かったな、より飢えた獣らしく成長した一王がいいな。ガーネットも生きてたしよかったよかった。一王の部隊に組み込まれた主人公達の次なる相手が師匠かどうなるか楽しみ。2014/10/05
レジン
12
正直思ってたよりあっけないそして当然な幕引きでしたが、それも含めて"彼"を象徴してるのかもしれない。前巻初登場のイラストから続けて見ると最後の顔芸は面白かったw 個人的に今回一番滾ったのは一王君の成長とえげつない死闘ですね。悠理と違っていつもボロボロになるし血反吐吐きまくりだけど逆にそれが熱くすごい気迫を感じる。七天騎士内部もちょっとは落ち着いたようだしネクストプロローグはまた期待感高めてくるしで望公太氏はやっぱり上手いな。 今回で第一部完、次回から新章スタートっぽいのでこれからも楽しみだ2014/10/05
王蠱
12
「勝負にならない」自己矛盾、その当然なる崩壊。戦わない故に負けない、勝とうと思わない故に負けない。目的もなく誑かし唆し糸を引き弄び皮肉りそしてあっけなく壊す。歪に無敵、最悪で醜悪な「最弱」に立ち向かう「最強」――まさかここまであっさり「彼」との決着が着くとは。最強と最弱、当然の帰結を描いただけのことと言えばそれまでだが昨今のラノベで「最強と最弱」という構図に慣れているほどこの当たり前な事実をつい忘れてしまいがちやもしれん。獣から”ケダモノ”へと凶悪な進化を始めた一王の戦い方は凄惨なのに目が離せない2014/09/28
死屍発苦
10
取り敢えずあの人が生きてたことに大歓喜!内容としては、最弱対最強。結果は当然と言えば当然の結果。戦わないからこそ負けないとか確かにただ逃げてるだけなんだよなあ。弱かろうと何とかしようと足掻くのは、無様かもしれないが、逃げているよりはずっと良いのかもなと思った。2014/10/01
しろ
9
☆7 最強の男は精神的にも最強だった。そして最弱の男は精神的にも最弱だった。相変わらずの無双ぶりがよかったね。他のキャラたちも大事にしている書き方だし、次も楽しめそうな終わりかただし予想が付きそうでつかない展開もいいね。2014/10/19
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