ＨＪ文庫 ラブコメ圏外

内堀 優一【著】

ホビージャパン（2012/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 269p／高さ 15cm
• 商品コード 9784798604978
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「普通の高校生の共通点…それは、ラブコメをするということだ！」過去の自分に別れを告げ、普通の高校生デビューを狙う井口銀次朗。そんな彼は同じクラスの真宮久奈が自分と似た野望の持ち主と知り、ならばと一緒に普通の高校生になるための方法を検討。そこに転校生の美少女を巻き込んだ結果、銀次朗たちはラブコメ発生を目指すことに。

著者等紹介

内堀優一［ウチボリユウイチ］
１９８１年生まれ。演劇企画「ハッピー圏外」の主催、脚本、演出などをしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KUWAGATA]

ゆるゆる～な「はがない」ですね。悪口じゃないです、ほめてます。実際、くだらね～とか思いながら、楽しく読了している自分がいましたし。確かに王道系の残念モノなんですが、微妙にずれていて、そこが作者の個性なのかなと思いました。いろんな作品から影響を受けつつも、ぎりぎり作者らしさが垣間見える。だから、こちらも素直に笑って読めたんだと思います。1巻まるまるプロローグって感じだったけど、これは続くのかな？　次巻以降で、もう少し掘り下げが見られるといいですね。フェアリーかわゆすぎる。一迅社文庫っぽいと感じたのはご愛嬌。

2012/11/15

[八岐]

圏内！！　凄く圏内ですから！！　

2012/11/05

[1_k]

内堀先生、こういうのもいけるんだ。バルバクアのように思わぬ着眼点の転換があるわけではなく、王道の残念系でしたが十分おもしろかった。キャラ造形や掛け合いが光る。展開のつなぎ方・小道具の使い方・小ネタに至るまで、何をとっても上手いね。メリハリのしっかりした構成ではないですが、ラブ米なのでさじ加減としては悪くない。こういうオーソドックスなラブ米ほど技量のあるなしがはっきり出るものです。ただし、終盤の突然の畳みかけは、次巻へのつなぎ？　ここだけは単巻前提で評価すると？？？ってなる。

2012/11/04

[サエズリ割津]

入学次点で美少女の知り合いがいるとかそれだけで圏外じゃねぇだろと思いながら読了。軽～く読める学園ラブコメでそこそこ楽しめました。話としてはオタク一家に生まれ俗世の一般を知らない主人公が芸能界という魔境で生きてきて、これまた一般を知らないヒロインと運命的？な再会をすることで始まるラブコメ。気持ち悪いくらいにノリのいいクラスメイトにやたら強キャラの家族とタイプの異なるWヒロインと学園ラブコメのお手本のような作品で安定感があった。わりとラストの先が気になるのだが、続巻はなさそうなのが残念。

2016/05/15

[SSS]

面白かった！！ウザく無いツンデレで、ツッコミも冴えわたる久奈！見た目お嬢様で、博多弁？な方言っ娘桜子！儚げなロリ教師フェアリーこと小夏！みんな素晴らしい！もちろん主人公も！そして、愛すべきクラスメイト！こいつら団結力が凄くて、マジで良いヤツばっか。ｗｗ ストーリーも面白く、かなり笑えた。何回吹いたか解らん。ｗｗ外じゃ読めないです。 正直あまり期待してなかったんですけど、すっかりハマってしまいました。 続巻早よ！

2012/11/03