出版社内容情報
アトピー;デュピクセント;脱ステロイド;ステロイド;ステロイド剤;脱ステ;保湿;脱保湿;皮膚疾患;皮膚病;インスタ医療団;ニセ医学;民間療法;デマ;アトピービジネス
目次
序章 皮膚科医がずっと言えなかったこと
第1章 間違ったアトピー治療法を見分ける方法
第2章 誰も教えてくれなかった「アトピーの正体」
第3章 民間療法をエビデンスで検証する
第4章 最新医学で一番正しい治し方とステロイドのウソ・ホント
第5章 その他の治療法と新薬について
第6章 かゆみを抑える方法と生活習慣
終章 アトピー医療のこれから
著者等紹介
大塚篤司[オオツカアツシ]
1976年千葉県生まれ。医師、医学博士。皮膚科専門医。京都大学医学部特定准教授。がん治療認定医。日本アレルギー学会代議員。2003年信州大学医学部卒業、2010年京都大学大学院卒業、チューリッヒ大学病院客員研究員を経て2017年より現職。アレルギーの薬剤開発研究にも携わり、複数の特許を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナカ電子出版
35
アトピーの治し方とあるが、少し過大広告気味な印象です。間違っている内容ではないですが、間違った誤解を生む可能性が有ります。医療の限界を考えてしまいます。著者はそこそこ、メディアなど知名度があるらしく、アンチファンからのバッシングなど受けた事があるらしく、少し揚げ足を取られやすい先生です。☺️私の好きな箇所は医療に関する4バイアス①選択バイアス②出版バイアス③交絡バイアス④サンクコストバイアスが良かったです✨2020/02/03
マリー
15
★4/5 今まで30年以上アトピーと付き合ってきましたが、アトピーを全く分かっていなかったです。そして「ステロイドで治すことがアトピーの基本的な治療方法」ということが分かりました。それと同時に、保湿もとっとも重要。諦めずにステロイドを使ってしっかりと直し、保湿していこうと思います。 長めの読書記録がこちら:https://kawa-berry.com/latest-medicine-atopic/2023/11/03
CCC
10
標準医学視点のアトピー治療について。なのだけど、ページの半分くらいはニセ医学の話に費やされていた気がする。それだけ影響が強いということなのだろうか。ちなみに読もうと思った理由は興味本位です。なんかすいません。2020/07/02
だいだいだー
8
患者さん向けのアトピー治療の本🍀京大の大塚先生のお人柄がすごく出ていて、アトピーで悩まれている方には是非読んでほしい👍一方で、この本を盾にかかりつけの皮膚科に行っても、この本の熱意が伝わるかはわからない。ただ、この本を読むことで一人でも多くの人に、アトピーの正しい情報を知ってもらえるなら、どんなインパクトファクターの高いジャーナルに掲載されるより意味のあることだと思う🐾2021/02/04
Monsieur M.
6
幼少期から体質的に皮膚が弱く、現在も定期的に通院している。体質の問題なので完治は諦めてしまっているところがあり、治療への取組にも腰が入っていないし、こういう本を読んだこともなかった。でも、当然のことながら、治るものなら治したい。本書を読んでいろいろ勉強になったし、もう少し真面目に治療に取り組んでみよう、医師ともよく話してみようと思えるようになった。2021/10/30