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内容説明
リュカの祖父とクーミエの祖父が、長い竜狩りの旅から帰ってきた!久しぶりの再会に喜ぶ肉屋一同。そんな中、タクトとクーミエの仲を進展させたいクーミエの祖父から、二人をデートさせるための協力を頼まれてしまったシェッセ。断る理由が無いため引き受けてしまうが、その胸中には今まで感じたことのないモヤモヤが渦巻きはじめ―。
著者等紹介
内堀優一[ウチボリユウイチ]
ライトノベル作家。1981年5月5日生まれ。演劇企画ハッピー圏外の主催、脚本、演出などもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノイス
10
背表紙のあらすじを読んだ時は「幕間回かぁ」と若干テンションが下がってしまったが、実際はそういうわけでは全く無かったので良かった。「下町でドラゴンを含む肉屋をやっている」という一見無茶苦茶な設定に、前巻のリュカの話と合わせてクーミェの事情も絡んで整合性が出てきたのが面白い。敵側にいまいち発展がないのが唯一の物足りなさかな。2015/04/20
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
6
巻を重ねるにつれ、食卓ラノベとしても王道ファンタジーとしても、その色がより強まってますよね。 次回からは急展開も待ってるし、今のうちにシェッセの甘酸っぱい想いにひたすら悶えまくっておきましょうw
シュエパイ
6
海へお出かけ、お泊り旅行ー♪旅先で食べるご飯って、いつもと雰囲気が違ってて凄く美味しかったりするよね!そうして無自覚な彼女の言動に溢れる甘酸っぱさにきゅんきゅんしたり(笑)2013/01/07
T.Y.
5
毎巻、食べ物の描写が美味そうなこと。料理の種類も多様。世界観についても掘り下げが進んでいる模様。魔法文明はかなり(現実で言う)近代的な技術水準を達成しながら、人間が一隅に押し込められて暮らすことを余儀なくされている世界のあり方とその打開がこれからの物語のキーか。2012/12/23
bluets8
5
「この胸のモヤモヤはなんだろう」をストレートに周りに聞いちゃいますか。そりゃ本人は当然赤面するし、堅物のカティナでも「……甘酸っぱかった!」になるわ。シェッセ恐ろしい子。2012/09/05