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内容説明
明答市周辺で、奇妙な連続殺人事件が起こっている。うわさ話によれば、犯人は道化のような仮面を付け、女子高生のみを丸太のような鈍器で撲殺するらしい。そして狗斗と恭子のもとに、“組織”から「この連続殺人犯、“死喰いの道化”を調査せよ」という指令が下る。死なない男に天才刃物使い、殺人ピエロによる至高のバトルサーカス、間もなく開演。
著者等紹介
空埜一樹[ソラノカズキ]
第一回ノベルジャパン大賞、奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
6
KU。うーん。巻を追うごとに、「適当にいいこと言ってる」感が増すなぁ。いっそ、「そーだよ、ワガママでやってるけど? なんか文句あっか?」というほうが最強カップルって感じでよくないすかねーと。んで、イラスト。アナログとデジタルを混ぜるな。2024/01/30
KUWAGATA
2
解決済みと思われたイベントを今更引っ張り出して、こういうオチをつけるとは。しかしこうなるとますます桐崎の贖罪は? クギトの言い分もまあわからないではないです。でもやっぱりこれはワンサイドゲームですよね。今回のことにしても、彼の以前の認識の甘さが6人の少女に悲劇をもたらした。桐崎一人に寄り添うために、ここまでモブキャラがぞんざいに扱われてもいいものなのか。そもそもラノベで扱うには少々テーマが重いですかな。その、咀嚼しきれてなさが巻を追うごとに表面化している。次で終わるのは正解かもしれない。2014/07/12
ソルト佐藤
1
もうサシデレちゃんのかわいさくらいしか、正直、もとめていませんでしたが、とうとう、やってくれました!よい感じに本筋に入ってきた!そして、まさか、あの「どうなんだろうか、これ?」と思った以前の話をこう広げてきたとは!救いがない展開ですが、サシデレちゃんたち自身の行方も気になるところです2010/04/24
nakazawa8492
0
今回は犯人がすぐにわかるし、その動機も割合早い段階で予測がついた けど最後の展開は意外だった ラストの意味深な桐崎のセリフは次巻の重要な伏線だろう 2012/08/04
tegege
0
骨太な本シリーズのコンセプトが明確に語られた、一作。これを思春期時代に読んだら、強烈にインパクトありそう。相変わらず、本当の肉体的痛みには希薄な記述だけれど。痛みに対し意識を飛ばさず、立ち続けられるのか。ふと、そんなことを思った。2011/05/21