目次
第1章 四つの事故調報告書の読み方(四つの事故調報告書の成り立ちと特徴;ミステリーとしての報告書の読み方;四つの報告書の総合的比較)
第2章 原子力規制委員会の狙いと新規制基準に脱落しているもの(新規制基準―シビアアクシデント問題を中心に;新規制基準の耐震・耐津波関連)
第3章 いま私たち科学者の一番言いたいこと(継続する放射線災害の実態;自治体首長のジレンマ―原発ゼロを阻む原子力ムラの包囲下で;科学者の社会的責任;苛酷事故後における炉心の熱問題;苛酷事故と原子力防災;外部被ばくを低減させる最良の対策は除染;原発と活断層をめぐる問題;原発ゼロへの道)
第4章 事故現場の現状―増大する汚染水と遠い事故終息(福島第一原発のいま、今後の放射能対策と放射線影響;まだまだ遠い事故終息・廃止措置)