近代日本洋画史再考―「官展アカデミズム」の成立と展開

個数:

近代日本洋画史再考―「官展アカデミズム」の成立と展開

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年07月28日 00時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798503172
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C3071

出版社内容情報

明治40年の文部省美術展覧会開設以降、「官展アカデミズム」は近代日本美術の主流として、功罪含めて大きな影響力を持ち続けたが、戦後日本の美術史研究では否定的に捉えられ、長らく等閑視されてきた。本書では、「官展アカデミズム」を多面体ととらえたうえで、官展系作家の岡田三郎助・中澤弘光・中村研一らの作品分析を通じて、近代日本洋画における「官展アカデミズム」の成立と展開を辿り、その歴史的意義や重要性を俯瞰的な視点から再評価する。

内容説明

明治40年の文部省美術展覧会開設以降、「官展アカデミズム」は近代日本美術の主流として、功罪含めて大きな影響力を持ち続けたが、戦後日本の美術史研究では否定的に捉えられ、長らく等閑視されてきた。本書では、「官展アカデミズム」を多面体ととらえたうえで、官展系作家の岡田三郎助・中澤弘光・中村研一らの作品分析を通じて、近代日本洋画における「官展アカデミズム」の成立と展開を辿り、その歴史的意義や重要性を俯瞰的な視点から再評価する。

目次

序章 「官展アカデミズム」をめぐる研究史と諸問題
第1章 岡田三郎助“水浴の前”―「理想画」における花の象徴性
第2章 中澤弘光“かきつばた”―謡曲と絵画、大正期における「理想画」の展開
第3章 春台美術展と本郷絵画研究所―昭和期における官展系美術団体の一動向
第4章 昭和期官展における「現代風俗画」の展開―中村研一“瀬戸内海”を中心に
第5章 戦前と戦後の美術表現における連続性と継承性―中村研一の場合

著者等紹介

高山百合[タカヤマユリ]
博士(文学、九州大学)。1984年福岡市生まれ。関西学院大学文学部文化歴史学科卒業後、九州大学大学院人文科学府芸術学専修博士前期課程修了、同博士後期課程修了。2012年より福岡県立美術館学芸員に着任し、近代日本洋画に関連する展覧会を企画開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはじき

0
「岡田三郎助」も「中村研一」も日本の近代美術史にその名前が出てくることは少ない。その理由として、彼らが活躍したのが「官展」(国が公営する美術展)だったことが大きな理由だったようだ。この時代の美術史は官展に対する反発として生まれた民間の団体による新鋭の表現がまず記述される。評価の遅れている彼ら官展画家の画業を、一つ一つの作品を通して丁寧に紐解いていく。そういった微に入り細を穿つ書籍は読みづらく思えるが、構成がきちんとしているのか非常に読みやすく一気読みだった。2024/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18725455
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品