内容説明
大切なひとを支えるために。うつ病、摂食障害、薬物依存症…心のバランスを失いがちな若者のメンタルヘルス維持には家族の協力が不可欠です。「大学生の家族」に必要な知識を分かりやすく、具体的に提供します。
目次
第1章 数字で見るイマドキの大学生(イマドキの大学生の一日;イマドキの大学生のお財布 ほか)
第2章 なぜ大学生の心が病むのか?(若者のメンタルヘルスの現状;大学生の悩み ほか)
第3章 大学生がかかる精神疾患(適応障害;うつ病 ほか)
第4章 もしお子さんが精神疾患になったら―相談窓口・機関の紹介(大学の保健室(保健管理センター)
カウンセリングルーム(学生相談室) ほか)
第5章 メンタルヘルスの予防と維持(睡眠;食事 ほか)
著者等紹介
梶谷康介[カジタニコウスケ]
1973年生まれ。島根県立松江南高等学校卒業。1999年九州大学医学部卒業後、九州大学精神科神経科に入局。2006年九州大学生体防御医学研究所にて医学博士号を取得。カナダ国ダルハウジー大学精神薬理部門研究員等を経て、2014年より九州大学キャンパスライフ・健康支援センター准教授。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、同指導医、日本医師会認定産業医。九州大学において大学生および教職員のメンタルヘルスケアに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じゃがたろう
2
大学生の子どもがいる家族向けの本だが、大学生とかかわることがある人は読んでおくとよいし、それ以外の人でもタメになる本。メンタルヘルスは誰にとっても身近である。如何に予防するかが大切。客観的指標を多用していて現代の諸事情がみえてくる。いまのありのままがなんとなくわかる。メンタルヘルスについても平易な言葉で書かれていてよい。手元に置いておきたい本。2021/08/14
サティーシャ
1
卒業後にやりたいことが見つからない大学生が4割を占める 大学生の3人に1人は授業についていってないと感じている 大学の退学リスクは高校時代の倍になる 2021/12/20
takao
1
ふむ2020/11/07
みかん上級大尉
0
(特に薬物依存症について)ややスティグマを付与しそうな記述が散見されて入門書にするには危うい気がする2021/12/07
K
0
(202009,493.7)2020この1年候補。こんな深刻なのか。大学、オンラインに甘えすぎだからね。2020/12/26