出版社内容情報
マーケターの常識「トリプルメディア」を時代に合わせてアップデート!
「マーケティングコストの爆上がり」を防ぐための仕組み化とは?
マスマーケティングの時代が終焉し、マーケティングも消費者像も、ますます複雑化しています。
本書では、15年前に「トリプルメディア」を提唱した著者が、今度は「SNS」「コンバージドTV」「リテールメディア」の3つを仕組み化することを提唱します。
なぜ「新トリプルメディア」としてこの3要素を掲げるのか?3つを連携させる方法とは?この時代に求められるクリエイティブ開発とは?
本書を通して、「マーケティングの新常識」を身につけましょう。
×テレビCMが起点→◎SNSが起点
×資金力があれば有利→◎小さな組織こそ下剋上チャンス
×マス向けにワンメッセージ→◎消費者パーセプションごとにメッセージを出し分ける
〈目次〉
まえがき 新トリプルメディアとは何か
序章 新トリプルメディアの基本概念
第1章 マーケティングの新常識――広告枠がどんどん減る時代
第2章 SNS――「発信する場」から「空気を知る場」へ
第3章 コンバージドTV(1)――テレビとCTVの新たな主従関係
第4章 コンバージドTV(2)――新たなターゲットの捉え方
第5章 リテールメディア――店外と店内をデータでつなぐ
第6章 クリエイティブ開発――新時代に求められるもの
さいごに AIと新トリプルメディア――学習させるための「器」となる
〈著者〉
横山隆治――横山隆治事務所(シックス・サイト)代表、株式会社ベストインクラスプロデューサーズ 取締役ファウンダー、トレンダーズ株式会社 社外取締役
楳田良輝――株式会社プログラマティカ 代表取締役社長
川越智勇――TOMOGRAPH 代表 クリエイティブディレクター、株式会社ベストインクラスプロデューサーズ 取締役
橋本菜々子――トレンダーズ株式会社 常務執行役員
稲森学――株式会社アドインテ 取締役副社長兼COO
【目次】
まえがき 新トリプルメディアとは何か
序章 新トリプルメディアの基本概念
0・1 なぜこの3つを新トリプルメディアに選んだのか
0・2 テレビ一強時代から転換へ
0・3 AIの導入で新トリプルメディアを「装置化」する
第1章 マーケティングの新常識――広告枠がどんどん減る時代
1・1 テレビ視聴率はまだまだ落ちる
1・2 視聴「率」では実態が見えてこない
1・3 デジタルCMでテレビCMと同じ効果は得られるか
1・4 今、なぜ新トリプルメディアの3つを連携させるのか
第2章 SNS――「発信する場」から「空気を知る場」へ
2・1 SNSの役割は大きく変わった
2・2 旧トリプルメディア時代のSNSとはここが違う
2・3 「今の空気」をSNSから抽出する方法(1)「人」を見分ける
2・4 「今の空気」をSNSから抽出する方法(2)「熱量」を見分ける
2・5 「仮説設計」の重要性――AIが後押しするSNS分析の進化
2・6 SNSからコミュニケーションコンセプトを設計した成功事例
2・7 SNSの新たなトレンド「リパーパス」とは?
2・8 SNSは他メディアと連動させてこそ真価を発揮する
第3章 コンバージドTV(1)――テレビとCTVの新たな主従関係
3・1 コンバージドTVとは?――補完メディアとなるテレビCM
3・2 テレビCMはもう限界?上限値に達しているCM量
3・3 米国で起きたテレビ視聴測定の変革の波
3・4 それでもテレビが簡単に終われない理由
3・5 「GRP依存」からの脱却──"通貨"を変えるだけでは意味がない
3・6 GRP取引ではテレビCMが安く取引できていた
3・7 視聴「率」では見えない現実
3・8 テレビCMだからこそ届く「周辺ターゲット」の価値
3・9 インプレッションで見えてくる、ターゲットごとの「真の価値」
3・10 CTV広告×テレビCMの最適解
第4章 コンバージドTV(2)――新たなターゲットの捉え方
4・1 「ターゲットCPM」でテレビCMの取引ルールを見直す
4・2 コンバージドTVにおけるターゲット評価の考え方
4・3 テレビCMの競合は「他局」だけじゃない
4・4 テレビCMのポテンシャルはインプレッション取引に眠っている
4・5 現在の地上波テレビCMで「アドレサブル広告」は実現しない
4・6 CM枠はもっと賢く選べる──インプレッション取引で作案も進化する
4・7 テレビCMの評価基準と役割をアップデートする
4・8 シミュレーションで見る、広告キャンペーンの最適化
4・9 エリアでこんなに違う!?――CPM格差という壁
4・10 ビンゴカード型思考によるテレビCMの再構築
4・11 コンバージドTVをSNSとどう連携させるか
4・12 コンバージドT