出版社内容情報
使ってもらえる・価値あるAPIを作るために。
ソフトウェア開発者のための実践入門書!
APIファーストとは、従来の開発では後付けが多かったAPIの設計に焦点を当てて最優先に行い、APIを中心に組織のデジタル資産や能力を戦略的に構築していく開発手法です。従来のAPI開発が抱える課題を解消し、柔軟性、一貫性、開発効率向上といったメリットがあります。
・柔軟性:機能に依存しなくなるため、APIの再利用、拡張が容易になる
・一貫性:仕様が明確になるため、手戻りが少なくすむ
・開発効率向上:正確なドキュメントを残せるため、以降の開発効率が向上する
本書は、これらのメリットを最大限引き出すために、APIファーストな開発手法・プロセスをAPIのライフサイクルに沿って解説する書籍です。「どのようなドキュメントを残すべきか」「テスト手法はどうするか」など、押さえるべきポイントをしっかりと理解し、長期的な維持と改善ができる良いAPIが開発できるようになります。
また、APIプラットフォームであるPostmanを使用した実践手法も解説します。Postmanに携わる著者だからこそ書けるベストプラクティス・ノウハウが満載なので、より実用的な知識を身につけることができます。
【本書の対象読者】
・API開発に関わるソフトウェア開発者
・コードファーストな開発に課題・限界を感じているエンジニア
・APIファーストに興味がある人
・Postmanの実践手法に興味がある人
【目次】
第1章 なぜAPIが重要なのか?
第2章 APIファーストの考え方と開発モデル
第3章 Postman APIプラットフォーム
第4章 API設計
第5章 APIドキュメンテーション
第6章 APIテスト
第7章 APIセキュリティ
第8章 APIオブザーバビリティ
第9章 API公開&ディスカバリ
第10章 APIコラボレーション
【目次】
第1章 なぜAPIが重要なのか?
1.1 APIとは?
1.2 API活用のメリット
1.3 APIの歴史
1.4 APIにまつわるテクノロジー
1.5 APIユースケース
第2章 APIファーストの考え方と開発モデル
2.1 APIにまつわる課題
2.2 APIファーストとは?
2.3 APIファースト開発モデル
2.4 APIライフサイクル
2.5 APIファースト企業の実例
第3章 Postman APIプラットフォーム
3.1 Postman APIプラットフォームの概要
3.2 Postmanを活用したAPIファースト開発モデルの概要
3.3 Postman基本セットアップ
3.4 Postmanチームの作成と参加
3.5 Postmanクイックスタート
第4章 API設計
4.1 API設計の基礎
4.2 API設計ガイドライン
4.3 AI時代に求められるAPI設計
4.4 Postmanを活用したAPI設計
第5章 APIドキュメンテーション
5.1 APIドキュメントの概要
5.2 優れたAPIドキュメント体験を届けるためにできること
5.3 Postmanが提供するAPIドキュメント体験
第6章 APIテスト
6.1 APIテスト概要
6.2 Postmanを活用したAPIテストのための基礎
6.3 Postmanで実践するさまざまなAPIテスト
第7章 APIセキュリティ
7.1 APIセキュリティ概要
7.2 Postmanのセキュリティ機能
7.3 APIガバナンス概要
7.4 Postmanのガバナンス機能
第8章 APIオブザーバビリティ
8.1 APIオブザーバビリティの概要
8.2 PostmanモニターによるAPIの継続的な監視
8.3 Postman InsightsによるAPIの利用実態の把握
第9章 API公開&ディスカバリ
9.1 API利用を促進するために
9.2 Postmanを活用したAPIの公開
9.3 Postmanを活用したAPIの発見と評価
第10章 APIコラボレーション
10.1 チームによるAPI開発
10.2 Postmanにおけるコラボレーション
内容説明
単なる部品ではなくプロダクトとして捉えることで使いやすく優れたAPIにする。発見されやすい 一貫性がある 拡張性が高い 再利用性があるetc…すぐ使えるPostmanのベストプラクティスも紹介!
目次
第1章 なぜAPIが重要なのか?
第2章 APIファーストの考え方と開発モデル
第3章 Postman APIプラットフォーム
第4章 API設計
第5章 APIドキュメンテーション
第6章 APIテスト
第7章 APIセキュリティ
第8章 APIオブザーバビリティ
第9章 API公開&ディスカバリ
第10章 APIコラボレーション
著者等紹介
川崎庸市[カワサキヨウイチ]
Postman株式会社 テクノロジー・エバンジェリスト。外資系クラウドベンダー、国内EC事業会社などを経て、現職。現在は、同社製品の導入支援や登壇・執筆活動を通じ、同社製品およびAPI技術の教育・普及に取り組む。また、SaaSスタートアップの技術顧問も務める
草薙昭彦[クサナギアキヒコ]
Postman株式会社 テクノロジー・エバンジェリスト。大手外資系IT企業数社を経て、現職ではサービス導入や技術普及活動に従事。近年はデジタルツインやデータビジュアライゼーションに関心があり、東京の公共交通3Dマップ「Mini Tokyo 3D」の作者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



