ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。―42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた

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ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。―42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798185187
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

やらかしたくないエンジニアに贈る「失敗の教科書」!
失敗事例で学ぶ、よくある落とし穴の回避策

ソフトウェア開発は、どんなときも順調に進むとは限りません。チームで開発を進めるエンジニアたちは、開発の足を止める「落とし穴」の数々と向き合わなければなりません。

「いつのまにか機能が肥大化していて、手がつけられなくなった…」
「仕様がまったく共有されていないまま、開発が進んでいた…」
「ちょっとしたコード変更が一日分の工数を奪った…」
本書は、このような落とし穴にハマってしまった開発現場の「失敗エピソード」を面白おかしく紹介する、失敗事例集です。事例は架空の開発現場を舞台にしたフィクションですが、著者自らが体験した経験をベースに構成しているので、臨場感たっぷり。読んでいるだけで冷や汗が浮かびます。

また、失敗につながる落とし穴を回避したり、抜け出すための方法も解説しています。新しく開発チームを率いることになった新任リーダーや、チームで開発に取り組むエンジニアが、失敗に直面した際にどのようなアクションを起こせばよいか、現場で役立つ具体策がわかります。

エピソードは「企画」「要件定義」「実装」「品質管理」といった開発の工程別に42篇を収録。各エピソードの冒頭には、4コマ漫画を掲載しているので、楽しく読み進められます。

【収録エピソード(一部抜粋)】
●機能がてんこ盛りで実装が間に合わない「全部入りソフトウェア」
●お願いされた機能を断れない「八方美人仕様」
●ユーザーを迷わす自分ルールのUI「オレオレ表記」
●カタログだけで判断する「スペック厨導入」
●行間を読ませる「文学的仕様書」
●リリース版が復元できない「不完全リポジトリ」
●つい自分でやってしまう「経験値泥棒」
●修正が新たなバグを生む「バグ無間地獄」
●アクションしない「聞くだけ進捗会議」
●施策を打ち続ける「カイゼンマニア」
など全42篇!

【目次】
Chapter1 「企画」で失敗
Chapter2 「仕様」で失敗
Chapter3 「設計・実装」で失敗
Chapter4 「進捗管理」で失敗
Chapter5 「品質管理」で失敗
Chapter6 「リリース後」に失敗

内容説明

「ええ…」「嘘だろ!」「マジ?」開発現場のため息が聞こえてくる、めくるめく七転八倒の失敗譚!かくもハードなソフトウェア開発、あらゆる「同じ轍」はこの一冊に。しくじる前に、失敗に学べ!

目次

1 「企画」で失敗
2 「仕様」で失敗
3 「設計・実装」で失敗
4 「進捗管理」で失敗
5 「品質評価」で失敗
6 「リリース後」に失敗

著者等紹介

出石聡史[デイシサトシ]
2023年3月まで、コニカミノルタ株式会社センシング事業本部の開発部にてソフトウェアリーダー(管理職)を担当。ほぼすべてのソフトウェアにかかわり、ソフトウェア開発の各ゲートにおける承認責任者として全プロジェクトの進捗をサポートした。各ゲートにおいては詳細設計や実装だけではなく、システム全体のアーキテクチャや、さらに上流の要求要件分析や企画内容にまで踏み込んだレビューを行い、顧客に刺さるソフトウェア開発を推進した。また教育や育成にも力を注ぎ、販売や生産も含めたセシング事業本部全体の新入社員教育や、大学生向けのインターンシップ、さらには基幹技術者向けのリーダー教育を企画・実施。技術者全体のスキルやモチベーションアップに貢献した。現在は会社を退職し、これまで培ってきた技術や経験を、若手技術者や新米マネージャー、ソフトウェアリーダーに伝える方法を模索中。本書が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

25
クソゲーはなぜできるんだろうという個人的な疑問からクソゲーも端的に言えば「ソフトウェア開発現場の失敗」といえるだろうと思い、手に取った。実際の失敗事例から書いているだけあってソフトウェア開発に限らず他の仕事でも共通する点があって興味深かった。また、日本の仕事の仕方とソフトウェア開発の相性が悪いという指摘も面白い。日本でモノづくりの基本プロセスであるPDCAサークルはそもそも計画通りにいかないソフトウェア開発において不要な会議を増やし、作業量や納期を圧迫しているというのが鋭い指摘のように読めた。2025/04/22

リットン

6
デースマーチなプロジェクトが、ポップな漫画になっていて、これ実際に起きたらやってられないな、、と思った。ロボットアームのチェッカーが例で、今風なsaasアプリの開発とかをイメージしているとピンとこないところもあるが、本格的な開発はこれくらい問題が起きるとおもっていないといけないなぁ。2024/08/12

5
「一般的に失敗は成功のチャンスだととらえられます。しかし、企業活動において失敗は圧倒的なマイナスなのです。小さな成功を積み重ね続けなくてはダメで、成功しないとビジネスにはならないのです」。読んでてとても胃が痛くなる内容だった。人員補強は必ずしもプラスの効用を招くわけではない、というのも面白かった。確かにそう。中途半端な人材を増やしてもそこでディスコミュニケーションが起きて結局、全体の工数が無駄に増えるだけっていう・・・・・・。つーかもう後から仕様変更する顧客全員死んでほしい。ふぁっきゅーコンフリクト。2025/04/25

aochama

4
システム開発時の悲哀がとてもよくわかる内容でした。一読するとどのポイントでエラーが生じやすいかなどをうまく説明しているので、クライアントとしてもシステム開発の大変さに共感しやすくなりますし、厳しく締めるところもわかるので、システム開発業者と上手く付き合っていく参考書になるかもしれませんね。2025/02/02

ryo

3
コニカミノルタでソフトウェア開発に従事してきた筆者による失敗談をコミカルにまとめた書籍。開発経験を重ねてきた人には共感できるネタが豊富にある。経験の浅い領域についてはこういう失敗もあるのか…と勉強できるのもグッド。私自身は一般職でリーダー経験がまだないので、リーダーがどういう苦労を抱えていて、チームを良くしようとしているのかがとても勉強になった。今後の開発経験に活かせるようにこれからの人生でも読み返していきたい良書。2025/04/01

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