天空を旅する星空図鑑―美しい星図を眺めながら神話と芸術と科学の歴史を楽しむ

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天空を旅する星空図鑑―美しい星図を眺めながら神話と芸術と科学の歴史を楽しむ

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  • サイズ B5判/ページ数 208p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784798183558
  • NDC分類 443.8
  • Cコード C1044

出版社内容情報

16~19世紀、それは星図の黄金時代ーー
歴史上の偉大な天文学者、哲学者や芸術家、地図制作者らは、どのように宇宙や星座を「星図」にしてきたか。
ロマン溢れる空想や神話、芸術と科学の融合を、眺めて楽しむビジュアルブック。

古代から人類は宇宙の秘密を解き明かそうと、夜空の観察と研究、表現に挑んできました。満点の星に驚嘆し、科学的な説明を試みて、神話の要素を用いながら天空を描き続けたのです。

16世紀以降になると、星図は至高の名作の数々が生み出されました。19世紀に望遠鏡の技術の進歩によって現代的な星図制作が可能になるまでは、美しく珍しい、芸術と科学的知識を融合させた星座早見盤が描かれていました。

本書は、そんな16~19世紀の「黄金時代」に描かれた貴重な星図と共に、それを描いた天文学者や芸術家らが、当時どのように地球外の現象を解釈していたか、宇宙の研究に心血を注いだ人生についても紹介します。

神話や叙事詩に影響を与えた有名な星図なども掲載し、星座や神話、占星術、天文学ファンはもちろん、自由研究や、様々な物語やキャラクター創作にも役立つ1冊です。

■著者紹介
エレナ・パーシヴァルディ(Elena Percivaldi)
中世研究家、エッセイスト。BBCヒストリーなど歴史に関する定期刊行物の数々にジャーナリストとして協力。歴史やアート、考古学に関する展示やニュースレターの刊行、歴史記念イベントの運営も手がける。イタリア中世史定期刊行物諮問委員会など、様々な機関にも会員として所属。古文書や古い書籍の研究に情熱的に取り組み、天空や過去の暦、宇宙論の変遷についての講演や記事の執筆、出版に携わる。9世紀~10世紀のアイルランド語の文書『Navigatio Sancti Brandani』のラテン語を併記したイタリア語翻訳で、2009年度中世イタリア賞受賞。著書は本書『Celestial Atlas A Journey in the Sky Through Maps』の他、多数。

■訳者紹介
シカ・マッケンジー
関西学院大学社会学部卒業。フリーランスの通訳者、翻訳者。ロサンゼルスで俳優活動後、東京俳優・映画&放送専門学校勤務。2020年にフロリダ州認可単科大学Barbara Brennan School of Healingプロフェッショナルスタディーズ課程修了。現BHSブレナンヒーリングサイエンスプラクティショナー。陸上自衛隊予備自衛官。訳書に文化庁日本文学普及事業作品『The Tokyo Zodiac Murders』(英訳、共訳)、フィルムアート社『ヒロインの旅』(M・マードック著、2017)、『クリエイターのための占星術』(C・ケナー、2015)、翔泳社『うつくしい西洋占星術の世界』『うつくしい魔法の世界』(共にカルロッタ・サントス著、2023)の他、多数。

内容説明

天文学者らは、どのように宇宙の秘密を解き明かそうとしていたのか―。古代から、人類は空の観察と研究、表現に挑んできた。満点の星空に驚嘆し、科学的な説明を試みて、神話の要素を用いながら天空を描いた。16世紀以降になると、星図は至高の名作の数々が生み出され、19世紀に、望遠鏡の技術の進歩により現代的な制作が可能になるまでは、芸術と科学を融合させた、美しい「星図の黄金時代」が築かれた。

目次

ペーター・ビエネヴィッツ・アピアン
『皇帝天文学』(1540)
ヨハン・バイエル
『ウラノメトリア』(1603)
ユリウス・シラー
『キリスト教星図』(1627)
アンドレアス・セラリウス
『大宇宙の調和』(1660)
ヨハネス・ヘヴェリウス
『プロドロムス・アストロノミア』(1690)
ジョン・フラムスティード
『天球図譜』(1729)
ヨハン・ガブリエル・ドッペルマイヤー
『新編星図』(1742)
ヨハン・エレルト・ボーデ
『ウラノグラフィア』(1801)
アレクサンダー・ジェイミソン
『ジェミーソン星図』(1822)
『ウラニアの鏡』(1824)
イライジャ・ヒンスデール・バリット
『宇宙の地理学』(1833)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

134
紀元前4000年頃の古代文明の時代から天空図が考えられていたのが、驚きです。美しい星図の数々、私は蠍座の男です🦂🦂🦂 https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/97847981835582024/04/22

kirinsantoasobo

16
図書館本。星図を眺めているだけでワクワクする一冊です。はるか昔に空を見上げて無数にある星を結び、絵にして表すことの出来た技術の凄さに驚きます。今は機械で大体のことが瞬時に出来てしまいますが、時間をかけて人の手で作られてきたものが、今も変わらず残り続けているのを目にすると嬉しくなります。これからも自然から学んだことが大切にされる社会であって欲しいです。2024/08/14

若井水色

5
天空の地図は人々の観測と想像力のよって創り上げられてきた。中には初めて知った星座も。2024/10/20

むすび

3
科学と芸術の粋を凝らした数々の星図のエッセンス。飽かぬ観察、長い伝統とみずみずしい想像力で織りあげられた星図を手にした人々の興奮を思うと胸が躍る。制作年代によって、採用される解釈や装飾スタイルの違いが明らかで面白い。星座をキリスト教由来に置き換えたものはとても大胆で驚いた。しかし流行らなかったのは納得。 取り上げる星図やその周辺という限定的なものではあるけど、天文学史をかいつまんで楽しめるのも魅力。 普通名詞「アトラス」の記述が気になった。日本人には馴染みが薄くてわかりにくいのでは。2024/05/18

Go Extreme

3
人類:宇宙への理解と描写 紀元前4000年・シュメール人 ペーター・ビエネヴィッツ・アピアン:皇帝天文学 ヨハン・バイエル:ウラノメトリア ユリウス・シラー:キリスト教星図 アンドレアス・セラリウス:大宇宙の調和 ヨハネス・ヘヴェリウス:プロドロムス・アストロノミア ジョン・フラムスティード:天球図譜 ヨハン・ガブリエル・ドッペルマイヤー:新編星図 ヨハン・エレルト・ボーデ:ウラノグラフィア アレクサンダー・ジェイミソン:ジェミーソン星図、ウラニアの鏡 イライジャ・ヒンスデール・バリット:宇宙の地理学2024/05/18

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