出版社内容情報
この1冊でマルチクラウドジャーニーを突き進め!
本書はマルチクラウドにおける、現代的なネットワーク構築・設計を解説する書籍です。ネットワークの観点からマルチクラウドの優位性や課題を紹介します。また、構成例や接続方法はもちろん、デザインパターンや運用方法まで解説します。
■本書の特徴
・マルチクラウドジャーニーを丁寧に解説
オンプレミス環境からはじめて、どのようにマルチクラウド環境に移行していくかがわかるように順を追って解説しています。
・冗長性と耐障害性を実現するデザインパターンの紹介
過去の障害を参考に、多くのデザインパターンを紹介します。
・非機能要件まで網羅
可用性、拡張性、運用性、移行性をもたせる非機能要件についても解説します。
■対象読者
・クラウドエンジニア(ベンダーロックインに限界を感じている方)
・ネットワークエンジニア(オンプレからクラウドに領域を広げる方)
内容説明
本書は複数のクラウドを活用した「マルチクラウドITシステム」を支えるネットワーク基盤の設計・構築について解説する書籍です。ITシステムでのマルチクラウド活用を想定した通信要件の整理、クラウドのネットワーク技術の解説と設計のポイント、非機能要件の実装について詳説します。
目次
1 一般論としてのマルチクラウド(マルチクラウドに至る歴史;クラウド選定理由;マルチクラウドジャーニー)
2 「ネットワーク」から見たマルチクラウド(ネットワークから見たマルチクラウド構成の意義;ネットワークから見たマルチクラウドジャーニー)
3 クラウドのネットワークサービスの解説(VPC(仮想プライベートクラウド)とは
パブリッククラウドと「インターネット」
クラウドの閉域接続
各クラウドの専用回線接続
各クラウドのVPN接続の解説
Chapter3のまとめ)
4 マルチクラウドネットワークのデザインパターン(マルチクラウドネットワークの通信要件;オンプレミスとVPC間の通信 ほか)
5 マルチクラウドネットワークの設計(マルチクラウドネットワークの詳細設計;マルチクラウドネットワークの非機能要件;Chapter5のまとめ)
著者等紹介
宮川亮[ミヤガワリョウ]
1977年生まれ、京都市出身。株式会社野村総合研究所にてオンプレミスネットワークとパブリッククラウド間のネットワーク基盤の企画・設計・維持管理を担当。2012年のDirect Connect(AWS)の日本導入を契機に現業務を担当し、ExpressRoute(Azure)、Cloud Interconnect(Google Cloud)で複数のクラウドとお客様のネットワーク基盤を接続。接続したVPCの数は累計で1000を超える。2022年、APN AWS Top Engineers(Networking)に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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