内容説明
「それから……、滑り台の近くに、これが」。そう言って敏生(としき)の差しだした物を見た瞬間、胃の捻れるような感覚が天本を襲った。それは河合の丸眼鏡だった。無惨にひびの走った薄いレンズ。まるで河合自身の身に同じことが起きたとでもいうかのように。事実、河合に同行していた早川は、重傷で倒れているところを発見されていた。だが、これは発端にすぎなかった。さらに怖ろしい出来事が天本を待ちうけていた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
16
天本森の関係者が、行方不明になったり負傷したりする、息苦しいエピソードの長編上巻。発売時に読んでいるので、この人にはこういう背景があってこんなことに…、など思いながらの再読です。森と司野さんの、初顔合わせの巻でもありますね♪2014/07/27
藤月はな(灯れ松明の火)
12
早川さんの負傷、河合さんの失踪で始まる巻。しかし、早川さんの意外にやんちゃ(?)な過去も明らかになってちょっと嬉しかったりします。人質を要請して査問会議を行う「組織」が不気味です。2012/09/11
chiwa
6
早川のケガから始まり河合がいなくなり天本のまわりでいろいろと事件がおこり敏生がどうなったのか続きが気になります。今回も司野が出ていたので楽しかった。2012/08/11
takoing
4
上下巻だけに腰を据えて読まないと。でもまさか、な展開でした、はい。 とんでもない処で上巻が終わり、最近事件の核心とかクライマックスがページ足らず?と思う位後になって出て来るようになってきたなぁ、と思いながら下巻へ。2017/03/05
みっくん
4
えらく進展する感じです。うーん、できれば二人の関係は、あんまり進んで欲しくないなぁ。今くらいがちょうどいい。早川さんと森の出会いが語られます。 タイトルは、「くらげ・・?」って思っちゃいました。綺麗に読むものだったらしい。2016/04/05
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