出版社内容情報
1000件以上の事例を7年分析して見つけたメソッド
本書は、システム障害対応の大事なところを押さえて、最短で改善する方法を解説しています。
属人化・人的ミスを回避し、障害対応の改善効果をすぐに実感できるメソッドです。
障害対応を改善しようと思っても、”結局何も変わらない”という状態から脱却へ!
インシデント分析やアクション決定、障害訓練まで、各プロセスに役立つ便利な雛形のダウンロード特典も。
〈著者紹介〉
野村浩司:株式会社NTTデータで、金融システムの開発保守運用と改善を12年担当。
松浦修治:株式会社リクルートで、人材事業のプロジェクトマネジメント、ITサービスマネジメントを14年担当。
〈目次〉
・PART 1 システム障害対応の目的と改善効果
CHAPTER 1 システム障害対応の意義
CHAPTER 2 システム障害対応改善の始め方
CHAPTER 3 なぜシステム障害対応を改善するのか?
・PART 2 システム障害対応改善の阻害要因と成功要因
CHAPTER 4 システム障害対応 改善の難所
CHAPTER 5 改善の肝となるサービス視点での運用設計
・PART 3 実践!システム障害対応の改善ステップ
CHAPTER 6 システム障害対応の課題特定
CHAPTER 7 アラート・問い合わせの分類と処置で短期効果を目指す
第1週 アラート・問い合わせの洗い出し
第2週 アラート・問い合わせの分類
第3週 「対処不要」なアラート・問い合わせの特定と処置
第4週 「定型」的なアラート・問い合わせの特定と処置
CHAPTER 8 障害検知後の判断とアクション実行を効率化する
第5週 システム障害発生時のアクション定義
第6週 アクション決定への判断情報と基準の定義
第7週 アクション実行の役割と権限の定義
第8週 頻出アクション・判断情報と基準の効率化
CHAPTER 9 大規模障害に備えて体制を構築する
第9週 大規模障害の定義とエスカレーション
第10週 大規模障害時の体制構築
第11週 コミュニケーションルールの制定
第12週 システム障害対応訓練と振り返り
CHAPTER 10 継続改善のための役割最適化
・付録1 システム障害対応改善の実践事例
・付録2 システム障害対応改善に役立つ便利な雛形
・付録3 タスク&チェックポイント
内容説明
本来、システム障害をゼロにできるのが理想ですが、現実はそうはいきません。いざ障害が起きると対処に追われ、「ちゃんと体制を整えておかないと」という話になるものの、結局、目の前のことが優先され、障害対応の改善は後回しに―。本書では、起きてしまったシステム障害でエンドユーザーを困らせないために、対応プロセスを最短で改善するための方法をお伝えします。「アラートが多すぎる」「対応できる人が限られている」「障害時のコミュニケーション方針があいまい」といった課題をつぶしていき、障害訓練を行うところまで徹底解説します。
目次
第1週 アラート・問い合わせの洗い出し
第2週 アラート・問い合わせの分類
第3週 「対処不要」なアラート・問い合わせの特定と処置
第4週 「定型」的なアラート・問い合わせの特定と処置
第5週 システム障害発生時のアクション定義
第6週 アクション決定への判断情報と基準の定義
第7週 アクション実行の役割と権限の定義
第8週 頻出アクション・判断情報と基準の効率化
第9週 大規模障害の定義とエスカレーション
第10週 大規模障害時の体制構築
第11週 コミュニケーションルールの制定
第12週 システム障害対応訓練と振り返り
著者等紹介
野村浩司[ノムラコウジ]
中央大学大学院理工学研究科卒。グロービス経営大学院MBAプログラム2024年3月修了予定。株式会社NTTデータで、金融システムの開発保守運用と改善を12年担当。7年にわたり合計約1000件の障害事例を分析。システム障害対応の改善では、アラートを9割削減。現在、エンドユーザーの影響極小化を目指したインシデントレスポンスサービス「XonOps(エクソンオプス)」の企画運営を担う。社内外100チーム以上のシステム障害対応の改善に取り組んでいる
松浦修治[マツウラシュウジ]
筑波大学第2学群日本語日本文化学類卒。グロービス経営大学院MBAプログラム2022年3月修了。IPA ITサービスマネージャ、プロジェクトマネージャ、ITストラテジスト保有。株式会社リクルートで、人材事業のプロジェクトマネジメント、ITサービスマネジメントを14年担当。新規プロダクト初期構築の開発マネジメントで、2010年にはIT部門通期MVPを受賞。現在、担当領域のITサービスマネジメントに加えて、人材系グループ会社でのIT企画や、領域横断でITサービスマネージャ同士の連携を深める活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Shohei I
もももも
さよなら!僕のマクガフィンたち
MK
橙