内容説明
その、なんか正しい感じに私は憧れる
普段、表に出ることのない10軒の名店の人々。
「サービス」では永久にたどりつかない何かを探った。
昭和の時代をつくってきた人々の、そしてそれを継ぐ者たちの、技・心・そして...
時代とともに消えゆこうとするその灯火を丹念に追った、著者渾身のノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
44
★★★昭和から続く10の名店。どのお店もモノに対しても人に対しても一切手を抜くという事無く、真摯に向き合っている。こういうお店が次の時代も変わる事なく続いてくれたらと心から思う。真面目に丁寧に仕事をするそれぞれの店主に対してこれまた真摯に向き合う作者にも好感が持てた。但し自分がこのお店に行けるか?と聞かれたらちょっと尻込みしちゃうかも。居酒屋や天ぷら屋さん、鮨屋さんは中々にハードルが高いし。うーん、珈琲屋さんくらいなら行けるかな?2019/01/17
あじ
37
敷居を跨げば人生いろいろ。暖簾に筋を通し幾年月か─。気概、気骨、温故知新。精進一徹の姿に惚れ惚れとしてしまう。取材で掬った言葉を、誠実に翻訳(理解)したインタビューアーの手腕に感服。昭和の店に惹かれる理由、私から異議申し立てはありません。2017/03/09
あまね
19
とても面白かったです。井川さんの文章もとても上手くて、どのお店も行ってみたくなります。昭和の時代から『本質は何か』の方へ思考を向けた人々の心意気は、とても真摯で清麗なものでした。2020/08/18
チェアー
19
紹介されているのは、背筋がしゃきんと伸びた店。お客さんのことを第一に考える(それは言いなりになるということではなくて)店。過去のことも未来のことも考えるのは後回しにして、目の前のことをきちんとやり遂げようとする店。こういうお店の姿を見ていると、毎日、毎年同じ事を繰り返すことの尊さを思う。進化するより、先人から受け継いだものをそのまま残していくことの大切さ。ただ、違和感があるのは「昭和の店」という括りかた。平成の店と本当に質的な違いがあるのかは検証しなければ。2017/04/17
きゅー
11
井川氏による取材を通して見えてきたものは、世の中にはこれだけ真摯に客と向き合って生きている料理人がいるということだ。本来であれば実際に店に足を運び、ようやく見出すような心意気を本書では遺憾なく文字にされている。スッと出てくる言葉の一つ一つに何十年も手づから作り続けた料理への自信があり、お客との信頼関係があり、ひいては社会との関わりが見えてくる。彼らはたんに料理を作っているのではなく、彼らの信念を軸としたコミュニティを作り上げているように見える。 2018/10/17
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