出版社内容情報
銀河[ギンガ]
著・文・その他
内容説明
フリーランスを「憧れ」から「現実的な選択肢」に変えよう!発達障害の特性を持つ人は、得意と不得意の差が大きいことが特徴です。この特徴は、オールラウンダーが求められる会社員としては短所になるかもしれません。ですが、得意を突き詰めて発展させるフリーランスとして働けば、とたんに長所へと変わります。本書では、ASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)の発達障害当事者である著者が、得意なことを見つけて、仕事につなげる方法、発達障害の人がフリーランスになるときの、メリットデメリット、発達障害の人にありがちな悩みやトラブルへの対処法、発達障害の人がフリーランスとして働くときに注意することなどを、自身の体験談をふまえて解説しています。「フリーランスの働き方に憧れがあるけれど、秀でたものがない自分には絶対無理…」という人にこそ、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
目次
第1章 フリーランスを知ろう
第2章 「得意」を見つけて、仕事につなげる方法
第3章 フリーランスになるための準備
第4章 フリーランスになろう
第5章 ありがちなトラブルと対処法
第6章 もっと愛されるフリーランスになろう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA0726
8
ASD(自閉症スペクトラム症)⇨1つの物事に集中、自分のルールがありそれを崩されるのが嫌、こだわりが強く好きなことはハマるが嫌なことは絶対にしない、人間関係が苦手。ADHD(注意欠乏他動症)⇨注意力が低く凡ミスが多い、締切が守れない、思ったことをすぐ口にする、思考や話題が飛ぶ。フリーランスで他人事から自分事へ、頑張りすぎない、気持ちのアップダウンを考慮しバッファを持つ。仕事は1個に絞らず2.3個個くらい並行する。苦手から得意が見つかることも!確定申告は売上から経費を引いた所得が基礎控除免除の38万円以上。2022/10/02
しゅんぺい(笑)
1
タイトル通り、発達障害のひとがフリーランスで働くには、っていう教科書的な本でした。思ってた内容とは違ってたので、さらっと読み。2023/01/09
nadami30
0
発達障害の当事者にとってはストレスなく呵責なく読み進められるフリーランスのすすめかと思う。 発達障害の人視点でのメリット享受の項目もあり、当事者にとってはかなり役立ちそう。 フリーランスといっても仕事の選び方はそれぞれなので、マインドセットの話が多い。 ただ、些末なことかもしれないけど、発達障害でない人でもコミュニケーションに苦労して努力して改善策を探すケースもあるわけだし、発達障害でない人のことを「普通の人」と区別するような考え方は好みではないなぁ。2023/06/11