内容説明
思い立ったら、旅×おやつ。9カ国30地域のエッセイと身近な材料で手軽においしく作れる世界のお菓子レシピ40。偏愛おやつ図鑑付。
目次
1 思い立ったら、旅×おやつ―日本、台湾、北京、ブータン(京都でバタフライ妊婦&清く正しく美しい産後食;東北・仮設住宅のなつかしい「お湯のみプリン」;北京&台湾の人間国宝級粉もん名人3番勝負 ほか)
2 みんなでつくろう、お呼ばれおやつ―アメリカ、カナダ(ニューヨーク&カナダカエデの森でシュガー・シーズン;桜咲くシアトルでドーナッツに操を立てる;サンフランシスコ&シリコンバレーアップル社食へ ほか)
3 笑顔があふれる、手土産おやつ―フランス、イタリア、スイス(初夏のフランスで「和のおやつ」デモずっこけ巡業;スイス・ローザンヌの世界一眺めのいいキッチン;初秋のピエモンテ&パリ初めての家族3人旅 ほか)
著者等紹介
多田千香子[タダチカコ]
1970年、岡山生まれ。岡山大学法学部卒。朝日新聞記者・編集者として新潟・広島・大阪・福岡で12年余り勤務しフリー。料理学校ル・コルドン・ブルー・パリ校製菓上級課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チカチカ
8
図書館の棚で見つけました。「世界のおやつ」!これは読まなくちゃ!!と借りてびっくり。岡山出身の方だったなんて。そして読んで再びびっくり。なんてパワフルなひとなんだろう、と。文章は決してうまい訳ではないし、おかしについて美味な描写を記している訳でもない。でも、中年期おばさんの(失礼。褒め言葉です)等身大の姿に共感し、真似の出来ないパワフルな行動力に感嘆させられるのだ。40才で出産し赤ん坊を背中にくくりつけて「日出ずる国のパティシエール」は世界のあらゆる国で日本のおやつを紹介し、世界のあらゆる国のおやつを2013/08/04
チカチカ
6
再読。地元ではなにもしないのかな~と思ったら、旧内山下小学校で行われた「マチノブンカサイ」に出店なさっていたんですね(P12)。あれ、学校に入場するだけで5000円いるから行かなかったんだよね(^o^;) 2014/05/01
emi
6
あっという間の世界旅行でした。あぁ、久しぶりに自由人気分を味わったなあ。妊娠~出産という人生の一大事も、このおやつ旅の間では、ほんの一瞬にしか感じられないくらいのスピード感。どれだけの世界の人と友達なのか、とびっくり。おやつのレシピも充実してるし、世界の偏愛おやつ図鑑も楽しい。文中で心に残ったのは、「やっぱりご縁のあるところに行きたい。チカコと名前で呼ばれ、相手の名を呼ぶ旅をしたい。」私には、レシピ本というより、日本を飛び出して友達つくりたくなる本、でした。2013/06/30
ひとん
5
妊婦だろうが、赤ちゃん連れだろうが、迷わずGOの行動力がすごい。ママのチョコチップ・クッキー、建築家のショート・ブレッド、エレンのバタもち2015/01/05
とと220
2
子どもをおんぶしながら、世界の各地でお菓子づくりのイベントをしたりお菓子づくりを教わったり作者のパワフルさに感心。その時すでに40歳を越えていたそうですごい体力、知力です。今の彼女の近況を知りたくなりました。