内容説明
一流のDBAだけが知るOracle管理の最重要ポイントをまとめた「門外不出」シリーズの第2弾です。運用時最大の課題であるパフォーマンスについては、実行効率の良いSQLの書き方とチューニング方法のほか、システム規模別のコストベースオプティマイザの使いこなしを紹介。基礎知識となるディスクI/Oの仕組みも解説します。トラブル対応では、障害発生時における問題箇所の切り分けと暫時対応を具体例をもとに体験的に学習。また、文字化けの回避やOracleのアップグレードなど、ほかでは入手しづらいノウハウも収録しました。Oracle管理者には必携の1冊です。本書は月刊DB Magazineの特集/連載記事7本を加筆/再編集し、書籍としてまとめたものです。
目次
第1章 パフォーマンスを最優先したSQLの書き方とチューニング
第2章 体験的・現場のトラブルシューティング緊急対応編
第3章 体験的・現場のトラブルシューティング見える化編
第4章 Oracleの文字化け徹底対策
第5章 快適!コストベースオプティマイザ操縦術
第6章 DBMSから見たストレージ技術の基礎と活用
第7章 Oracleの正しいアップグレード指南
著者等紹介
小田圭二[オダケイジ]
日本オラクル株式会社コンサルティングサービス統括本部テクノロジーコンサルティング本部所属のシニアプリンシパルコンサルタント。約4年間、オラクル社内に対してデータベースやOS、ネットワークといった研修を行なう仕事に従事。その後、データベースのコンサルタントになり、5年以上にわたって各種大規模ミッションクリティカルシステムを担当
五十嵐建平[イガラシケンペイ]
日本オラクル株式会社コンサルティングサービス統括本部テクノロジーコンサルティング本部所属シニアコンサルタント。担当領域はデータベース。ミッションクリティカルなシステムを多数担当し、高可用性+ハイパフォーマンス+低コストを達成するためにはどうしたらよいかに考えをめぐらす。現在は、Javaなどのアプリケーション側からの深いアプローチ、データ設計からの性能精査にも着目し、システムに対する総合的なコンサルティングを行なっている。東京工業大学情報理工学研究科修了
村方仁[ムラカタヒトシ]
日本オラクル株式会社にて製品出荷前のOracleデータベースの新機能調査と評価を担当後、データベースのコンサルタントに転向。様々な業界の大規模ミッションクリティカルシステムの導入/チューニング/トラブル対応を経験。コンサルタントとして多くのエンジニア達を支援する過程で、より個々人にフォーカスした支援したいという思いが膨らみ、コーチング業界に転身。現在は株式会社コーチ・エイにおいて、ビジネスコーチとして多くのビジネスマンをコーチングする傍ら、自社のインフラ・システムの構築にも尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。