目次
第1部 一般的な管理
第2部 ソフトウェアが違うところ
第3部 プロジェクト管理の視点
第4部 人的要素
第5部 水平に考える
第6部 進んだトピックス
著者等紹介
マラスコ,ジョー[マラスコ,ジョー][Marasco,Joe]
2003年にIBM社がRational Software社を買収した時に退職。その当時、Rational社の上級副社長兼ビジネスユニットのマネージャーであった。彼は、製品開発、マーケティング、営業、Rational Apex製品とMicrosoft Visual StudioのためのVisual Modelerの取り組みを統括するなど、多くの役職を担当。アジア太平洋地域の上級役員にも従事していた。The Cooper Union大学から化学工学の学士号を授与され、スイスのジェノア大学から物理学の博士号を、カリフォルニア州立大学Irvine Graduate School of ManagementからMSAを授与された。2005年に、引退からRavenflow社の経営に現役復帰した。2005年から2008年までRavenflow社の社長兼CEOの職を担い、現在は同社の役員の職責を果たしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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emscri
1
実践的と思われるアドバイスがわかりやすく書いてあり、おおむね理解できた。(翻訳の関係でよくわからない表現もあった) 問題解決時計、リーダーとマネージャーの違い、エンジニアとの話し方、コミットすることとはどういうことか、価値(誠実さ、顧客重視、結果)、3つのリーダーシップと継続性。などなど、数年後に読み返したり、同僚や上司とディスカッションできそうな話題が豊富にあった。2009/03/25
茶幸才斎
0
筆者の実務経験から、ソフトウェア開発におけるプロジェクト管理の要諦についてまとめた本。なぜプロジェクトは遅れ、ときにデスマーチに至るのか、「なるほど」と頷ける興味深い話が、数学的解析をまじえて説明してあり面白かった。個人的には、地場企業より大手ベンダーのSEさんの方が、技術面と対人コミュニケーション面における質の低さを強く痛感する。そして、それがシステム開発の進捗に直接影響しているように思える。「大丈夫です、間に合います」と、後に信頼関係を損ねるような言葉を簡単に使う前に、この本を一読されることを勧める。2011/09/11
matsu0310
0
信じてしまえる年頃に読むべし2009/04/15