内容説明
本書は、現在のデータベースの主流であるRDBMS(Relational Database Management System)の仕組みを解説したものである。リレーショナルモデルに基づくRDBMSの一般的な機能や動作について、図などを交えながらわかりやすく解説している。本書は特定のRDBMS製品を対象としてはいないが、OracleやPostgreSQLなどの例を挙げつつ、すべてのRDBMSが共通に持っている機能や要件を網羅している。これからデータベースを勉強する人、ビジネスでデータベースを利用していてパフォーマンスチューニングなどを検討している人には最適な一冊と言える。
目次
第1部 はじめに(データベースの基礎とディスクアクセス)
第2部 SQLの処理(SQLをどう料理するか(SQLの構文解析;SQLから演算へ)
カタログとインデックス ほか)
第3部 システム化のサポート(トランザクションの基礎;トランザクション制御とMVCC ほか)
第4部 複数データベースをまとめる(クラスタリングによる性能向上;データベースのパーティショニング)
著者等紹介
鈴木幸市[スズキコウイチ]
UNIXでの日本語ハンドリング、Oracleの移植、オブジェクトリレーショナルデータベースのエンジンの開発などに携わる。NTTデータ先端技術にて、Linux、PostgreSQLなどのオープンソースソフトウェアに関する技術を統括している
藤塚勤也[フジズカキンヤ]
沖電気工業、タンデムコンピュータズ(現ヒューレットパッカード)を経て、2003年よりNTTデータに勤務。オープンソース開発センタにて、フルオープンソースによるエンタープライズ向けシステムの実現を目指し、数々の技術開発に従事しており、特にデータベースに着目している
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感想・レビュー
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jiroukaja
c3po2006
c3po2006
へびー
youta32449999