出版社内容情報
生前贈与とはどんなものなのか、メリットとデメリット、手続きの方法をわかり
やすく解説します。
相続のときに意思表示がないと、財産を分けるのに家族間でもめてしまう可能性
もあります。さらに、相続税対策ができていないと「こうすればよかった」「あ
れもできたのに」という後悔にもつながります。実は相続があってからできる対
策はほとんどありません。でも、生前贈与を利用することで、家族に想いを伝え
つつ相続対策をすることができます。ただし、それにもある程度の時間も必要で
す。
2024年1月から相続税や贈与税のルールが大きく変わります。人生100年時代の中、
これまで以上に相続対策をできるだけ早めに、計画的に、はじめる必要性が出て
きました。そこでこの本では、その変更後のルールを踏まえて、生前のうちに想
いを届けることができ、相続対策のカギにもなる生前贈与のキホンについて伝え
ています。
CHAPTER1 贈与で得するヒト・損するヒト
CHAPTER2 知ってトクする! 贈与税のルール
CHAPTER3 贈与する前にココだけは押さえたい! 相続のルール
CHAPTER4 これだけは知っておきたい! 相続対策のキホン
内容説明
贈与のルールを知り相続対策に役立てる!2024年からのルール変更後の内容を詳しく解説!
目次
1 贈与で得するヒト・損するヒト(「生前贈与」が必要とされる理由;「生前贈与」でトクする相続になる理由;「あげる」「もらう」がないと損する;あげる人が「認知症」・もらう人の「名義預金」で損する;贈与契約書をつくっていないと損する;贈与で節税ばかりを考えると損する)
2 知ってトクする!贈与税のルール(贈与税は誰が払う?;知ってトクする!贈与税の非課税枠 ほか)
3 贈与する前にココだけは押さえたい!相続のルール(贈与と相続は何が違う?;相続人になれるのは誰? ほか)
4 これだけは知っておきたい!相続対策のキホン(相続対策が必要となる理由;生前贈与でトクする相続 ほか)
著者等紹介
植村豪[ウエムラゴウ]
税理士。植村豪税理士事務所代表。1975年静岡県生まれ。愛知県育ち。大学卒業後、一般企業に就職した後に生き方を変えるため退職し、税理士試験に挑戦。4年後に資格取得。相続税の勉強をする中で、相続の仕事がお客さまの人生に深く貢献できることを知り、相続業務を強みにする会計事務所に転職。2015年に独立。独立後は主に小規模の事業主を応援するとともに、相続関連の仕事に強みを置いている。お客さまが抱く相続への過度な不安を和らげ、相続のその先の景色まで見てもらい、安心していただけるよう提案、サポートを行っている。また、税理士向けのコンサルティングも提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kaz
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