出版社内容情報
高分子化学の基礎のキソを、どこよりもやさしく、わかりやすく、ていねいに解説。天然高分子と合成高分子の種類・性質・違い、高分子が抱える環境問題の解決策、さらにSDGs関連の話題などについても解説します。
内容説明
天然・合成高分子の違いから製品への活用、環境問題まで。化学式・構造式で違いを正しく理解!
目次
第0章 高分子とは?
第1章 活躍する高分子
第2章 普通の分子と高分子
第3章 高分子の分子構造
第4章 高分子を作る化学反応
第5章 高分子の物理的な性質
第6章 高分子の化学的な性質
第7章 高分子素材の種類と性質
第8章 機能性高分子の種類と性質
第9章 天然高分子の種類と性質
第10章 高分子は環境のために何ができるか?
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。著書・共著・監修本は200冊以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
高分子:可能性 構造 用途 作り方 性質 活躍する高分子 低分子と高分子:原子 分子 イオン 高分子の分子構造:熱可塑性高分子 ポリエチレン 熱可塑性樹種 熱硬化性高分子 高分子の作り方 高分子の物理的性質:分子量と物性 弾性変形 高分子の化学的性質 高分子材料の種類と性質 機能性高分子の種類と性質 天然高分子の種類と性質:多糖類 グルコース ムコ多糖類 タンパク質 DNA 高分子と環境問題:高分子の3R SDGsと高分子2021/04/27
夜桜銀次
1
最初は高校化学のレベルから、高分子について説明があり、専門的なトピックへ。融点、沸点や硬さ、粘度、燃えやすさ、どんな溶媒に溶けるか、など、低分子との違いや高分子の種類による違いなども書かれている。1トピック見開き2ページに収めている。 そのせいもあり、詳しくはないのと、校正もそこそこに、急いで書いた感じがあるので、専門書で確認もした方がよさそう。2025/06/13
kyonnori
1
化学の新規事業に携わり、次に手に取った本。 有機溶剤を使うため、高分子について理解する必要がありました。 内容は半分も消化しきれてない気がするけど、最低限自分が知りたかったことは分かったし、これからも時々読み返して噛み砕いていくことになりそうです。2025/02/09