出版社内容情報
元毎日新聞論説委員の著者が、その45年にわたる韓国・朝鮮半島取材の全精力を注ぎこんで、混迷する日韓対立の真の原因、北朝鮮の金正恩の本当の思惑、拉致問題解決の可能性、韓国国民の対日観、対中観、対米観の変化の真相に迫る、最新にして奥の深い朝鮮半島情報。
内容説明
日本人になろうとした負い目が、逆に「反日民族主義」に向かわせた。自分は「被害者だった」との思い込み、今なお続く「アイデンティティー」探し、「想像の民族主義」が、こうして生まれた―
目次
はじめに 日韓朝「虚言と幻想の呪縛」―韓国の友人と日本の友へ「神の赦しの神学」を
序章 「想像と幻想の帝国」へようこそ
第1章 「虚言と幻想」の物語
第2章 北朝鮮「コロナウイルスの感染ない」の真実
第3章 韓国人の終わりなき“アイデンティティー探し”の旅
第4章 外交敗北続く北朝鮮
第5章 北朝鮮に「反日民族主義」はない
第6章 「反日民族主義」の起源
第7章 咸錫憲の「大韓帝国と解放前後史」認識
第8章 幻想の帝国―「韓国は存在しない」工作
第9章 韓国の「日本現代史幻想と虚言」
おわりに 朝鮮半島に介入しない
著者等紹介
重村智計[シゲムラトシミツ]
1945年、中国遼寧省丹東生まれ。鹿児島県沖永良部島出身。韓国、北朝鮮問題の第一人者。1974‐2010年までテレビ解説者として活躍。早稲田大学卒業。シェル石油(現出光昭和シェル)勤務を経て、1971年毎日新聞に入社。79‐85年ソウル特派員。89‐94年ワシントン特派員。この間に高麗大学大学院、スタンフォード大学留学。毎日新聞論説委員、拓殖大学教授、早稲田大学国際教養学部教授を歴任。現在、東京通信大学教授、早稲田大学名誉教授、韓国同徳女子大客員教授、日本財団特別顧問、里見奨学会理事、日本パーカライジング顧問、毎日新聞客員編集委員、ニュース時事能力検定協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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