封印された日本史 覇王の国日本

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798058771
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0021

出版社内容情報

好評の『神霊の国日本』(小社刊)の第2弾。

内容説明

日本人は今も「和」を乱す人を嫌うが、歴史の中でそういった人物を必要とする時がある。そこに「旧秩序の破壊者―織田信長」の存在理由も出てくる。聖徳太子が唱えた「和」の真実から、「和」の消えた戦国乱世を勝ち抜いた三人の天下人に迫る、歴史ノンフィクション第2弾。鋭い歴史観が誤った歴史認識を問い直す!

目次

第1章 誤解された日出づる処の天子
第2章 歴史の神が導いた鎌倉という時代
第3章 連綿と続く戦国の思想
第4章 覇王信長が歴史に投げかけた波紋
第5章 ビジョンを持たなかった秀吉の不幸
第6章 悪玉にされた平和希求者・家康
第7章 江戸の泰平を揺るがす二つの変革

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年2月1日、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS入社後、報道局(政治部)記者時代に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞(26歳)。31歳で退社し、以後、執筆活動に専念。独自の歴史観で歴史推理・ノンフィクション分野で活躍。2009年4月から大正大学表現学部・種智院大学人文学部で客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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二分五厘

20
『覇王』とは、"武"によって世の中に覇を唱えた者。平安末期から幕末までの武家政権がこれに当たる。日本は聖徳太子の頃(には常識?)から、仏教や天皇を敬うことよりも"和(大事なことは一人で決めるな)"を重んじる民族。基本的に独裁である武家政権は、民族的に相容れないはず。なのに初代は独裁だった政権が、いつの間にか合議制になっていくのも日本的なのか。"和"に馴れ合い停滞した世の中を一度ぶち壊す破壊者(覇王)が現れ、その後秩序を構築し、平和へと移行させる者が現れるのも必然的なのか。戦国~江戸期も幕末~明治期にも。2020/08/02

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