内容説明
政府からの独立性は保たれているか!?マイナス金利と異次元緩和、効果と副作用を検証する。普通銀行と中央銀行の違いがわかる!日銀、FRB、ECBの特徴がわかる!通貨や国債を発行する意味がわかる!など。
目次
第1章 中央銀行とは何をしているところなのか
第2章 中央銀行はどのようにして誕生したのか
第3章 日本銀行の歴史
第4章 日本銀行の仕事
第5章 海外の中央銀行
第6章 中央銀行の金融政策の目的
第7章 金融政策の移り変わり
第8章 金融政策の効果と副作用
第9章 中央銀行にはどうして独立性が必要なのか
資料
著者等紹介
久保田博幸[クボタヒロユキ]
1958年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。証券会社の債券部で14年間、国債を中心とする債券ディーリング業務に従事する傍ら、1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。専門は日本の債券市場の分析。特に日本国債の動向や日銀の金融政策について詳しい。現在、金融アナリストとしてヤフーニュースなどに記事を配信している。また、「牛さん熊さんの本日の債券」というメルマガを配信中。日本アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ケルトリ
3
興味が持てないとなかなか難しい。 多分、分かる人が見ればかなり良くまとまっていて、分かりやすい内容だとは思う。2020/02/07
ゼロ投資大学
2
金融のグローバル化が一層加速する中で各国の中央銀行の金融政策について理解を深めることは重要であると感じて本書を手に取った。ゼロ金利・マイナス金利や量的緩和政策などリーマンショックやコロナショックでよく耳にするようになり、その政策を実行する理由や目的を理解することは極めて重要に思う。2021/03/09
あくぱ
1
中々難しいが勉強になった2021/02/07
Mariyudu
1
タイトルで謳われている程は「よくわかった」感が無いなぁという読後感。FRB や ECB と逐一比較するような網羅的でフラットな構成よりは、素人には「日銀ストーリー」的なメリハリの効いた講談調が良かったのでは。ただ、新日銀法に代表されるように、バブル以降の数十年で金融政策やそれを支える機構はかつて無い変革を遂げており、そのダイナミズムは今も続いているんだなぁという認識はできた。2020/08/19
ジョルジオ鈴木
0
★★ おさらい。 公定歩合以外に色々と政策があるのを知ったが、もう少し金融政策が株式市場に与える営業します今日についても説明が有ればよかった。2021/09/25