なぜ東大生の2人に1人はピアノを習っていたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798056746
  • NDC分類 760.7
  • Cコード C0037

出版社内容情報

一流の進学を目指すご家庭必見!「ピアノを弾くと知能が上がる」音楽家、脳科学者が解明します。

内容説明

音楽は人間力を創るピアノ演奏は、右脳と左脳を刺激し、「脳力」を伸ばす!

目次

第1章 東大合格者の意外な共通点(時代とともに移り変わる子どもの習い事;なぜ習い事をするのか;習い事で非認知能力を伸ばす;東大生はどんな習い事をしていたか;私とピアノレッスン―現役東大生の声)
第2章 ピアノを弾くとなぜ頭がよくなるのか(「頭がいい」は脳の働きで決まる;日常生活で使っているワーキングメモリー;ピアノレッスンが非認知能力を高める;プロはなぜ華麗な指さばきで曲を弾きこなせるのか)
第3章 国産ピアノの誕生と音楽教育(「小さなオーケストラ」ピアノの誕生;日本の二大ピアノメーカー、ヤマハとカワイ;明治・大正・昭和時代のピアノ事情)
第4章 幸せを育む音楽の力(音楽でアップする幸福度;高められるさまざまな能力;音楽を学ぶ、音楽を愉しむ)
第5章 音楽が明日の「人間力」を創る(リベラルアーツとしての音楽を学ぶ;音楽とアメリカの高校生;大学にはなぜ音楽学科があるのか;音楽教育を牽引する全米最古の大学;キャンパスに高まる実践の学び;いまこそ求められる音楽の悦び)

著者等紹介

中村三郎[ナカムラサブロウ]
フリージャーナリスト、放送作家。歴史、社会、言語の分野を中心に執筆活動、TV番組の企画・制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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manabukimoto

5
東大生は半分以上がピアノを習った経験がある、というデータから導くピアノの効用の話。 「日本における習い事」「鍵盤を弾く際の脳の仕組み」「大学におけるリベラルアートの音楽の位置付け」など。 ピアノを弾くという「見て」「弾いて」「聴く」という行為がデュアルタスクになりワーキングメモリーを鍛えるという。また非認知能力を高めるにもピアノはうってつけだといい、ハーバード大やマサチューセッツ工科大学など名だたる大学が音楽学科を設置しているとのこと。 習い事選択で迷っている保護者を振り向かせる一冊。2020/04/21

卓ちゃん

1
ピアノを弾くために10本の指を使うことで脳によい刺激を与え、学業成績も優秀になれた、というような、読む前から想像できたことが書かれている。なお、一般の大学は、西欧においては音楽の課程があるが、日本にはない。音楽活動を楽しむなかで、人間性や多様な価値観が養われることが期待できることから、日本の大学でも音楽の課程を置くことを提言されている。2020/04/03

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