コミュニティ―安全と自由の戦場

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480867179
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3036

出版社内容情報

ゲートを鎖す勝ち組、地域から離脱するエリート、監視カメラ、自警団、増えるゲットー。階層化が加速する世界で安全と自由は幻か。共同体の根幹を問う社会学的分析。

内容説明

ゲートを鎖す勝ち組、監視カメラ、自警団、超ゲットー階層化が加速し、囲い込みと排除が進む世界で安全と自由は幻か。共同体の根幹を問う社会学的分析。

目次

序章 ようこそ、とらえどころのないコミュニティへ
第1章 タンタロスの苦悩
第2章 引き抜いて、植え付ける
第3章 撤退の時代―大転換第二段
第4章 成功者の離脱
第5章 コミュナリズムの二つの源泉
第6章 承認を受ける権利、再配分を受ける権利
第7章 多文化主義へ
第8章 はきだめ―ゲットー
第9章 多文化の共生か、人間性の共有か
終章 ケーキも食べればなくなる

著者等紹介

バウマン,ジグムント[バウマン,ジグムント][Bauman,Zygmunt]
1925年、ポーランドのポズナニのユダヤ人家庭に生まれる。ナチス侵攻によりソヴィエトに逃れ、第二次世界大戦後ポーランドに帰国。軍務につき若くして少佐に昇進するも、反ユダヤ主義的風潮のなか軍を追われる。学界に身を投じワルシャワ大学教授となるが、68年、反体制的知識人として同大学を追われる。イスラエルのテルアヴィヴ大学教授などを経て、71年、イギリスのリーズ大学教授。現在リーズ大学名誉教授、ワルシャワ大学名誉教授。アマルフィ賞、アドルノ賞受賞。現代の社会学界を代表する理論家。わたしたちが直面する人間的条件、道徳的葛藤、感情的苦悩、社会的圧力、政治的選択などについて重厚かつ繊細な分析を展開。著書多数

奥井智之[オクイトモユキ]
1958年、奈良県に生まれる。88年、東京大学大学院社会学研究科博士課程(社会学専攻)単位取得退学。現在、亜細亜大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みそさざえ

2
束縛ある安全か危険をはらむ自由か?2015/07/12

Keita Suwamoto

0
感想はコメント欄に2017/02/27

zoe

0
コミュニティは良い語感。カンパニは悪い語感。得るものと失うもの。集団的でしか成しえないもの。2016/06/15

cdttdc

0
不思議なくらい残るものが無い。2012/02/24

メルセ・ひすい

0
9-63赤68超暗い!が、老いて多産・バウマン・ユダヤの社会学者。超ゲットーに籠るセレブモグラじゃねえんだぜ!防空壕に入ってという発想自体が無意味。悟らずゼニクレイジー・キリストにお願いし、自分だけ「ノアの箱舟」?哲学の欠片もない人生・夜、暗い部屋で札束のベッドでオヤスミナサイも良いかもネ。ゲートを鎖す勝ち組、監視カメラ、自警団、超ゲットー、地域から離脱するエリート。階層化が加速し、囲い込みと排除が進む世界で安全と自由は幻か。共同体の根幹を問う社会学的分析。真のエリート、セレブとは2008/04/05

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