出版社内容情報
ゲートを鎖す勝ち組、地域から離脱するエリート、監視カメラ、自警団、増えるゲットー。階層化が加速する世界で安全と自由は幻か。共同体の根幹を問う社会学的分析。
内容説明
ゲートを鎖す勝ち組、監視カメラ、自警団、超ゲットー階層化が加速し、囲い込みと排除が進む世界で安全と自由は幻か。共同体の根幹を問う社会学的分析。
目次
序章 ようこそ、とらえどころのないコミュニティへ
第1章 タンタロスの苦悩
第2章 引き抜いて、植え付ける
第3章 撤退の時代―大転換第二段
第4章 成功者の離脱
第5章 コミュナリズムの二つの源泉
第6章 承認を受ける権利、再配分を受ける権利
第7章 多文化主義へ
第8章 はきだめ―ゲットー
第9章 多文化の共生か、人間性の共有か
終章 ケーキも食べればなくなる
著者等紹介
バウマン,ジグムント[バウマン,ジグムント][Bauman,Zygmunt]
1925年、ポーランドのポズナニのユダヤ人家庭に生まれる。ナチス侵攻によりソヴィエトに逃れ、第二次世界大戦後ポーランドに帰国。軍務につき若くして少佐に昇進するも、反ユダヤ主義的風潮のなか軍を追われる。学界に身を投じワルシャワ大学教授となるが、68年、反体制的知識人として同大学を追われる。イスラエルのテルアヴィヴ大学教授などを経て、71年、イギリスのリーズ大学教授。現在リーズ大学名誉教授、ワルシャワ大学名誉教授。アマルフィ賞、アドルノ賞受賞。現代の社会学界を代表する理論家。わたしたちが直面する人間的条件、道徳的葛藤、感情的苦悩、社会的圧力、政治的選択などについて重厚かつ繊細な分析を展開。著書多数
奥井智之[オクイトモユキ]
1958年、奈良県に生まれる。88年、東京大学大学院社会学研究科博士課程(社会学専攻)単位取得退学。現在、亜細亜大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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