出版社内容情報
高橋克英[タカハシカツヒデ]
著・文・その他
内容説明
各行の特色ある取組みをピックアップ。105行すべての特徴を網羅!地銀の未来像が明らかに!
目次
地方銀行の現況と未来
北海道の地方銀行
東北の地方銀行
関東の地方銀行
甲信越の地方銀行
東海の地方銀行
北陸の地方銀行
近畿の地方銀行
中国の地方銀行
四国の地方銀行
九州の地方銀行
沖縄の地方銀行
著者等紹介
高橋克英[タカハシカツヒデ]
マリブジャパン代表取締役。1969年生、岐阜県出身。三菱銀行、シティグループ証券、シティバンク等にて、銀行クレジット・アナリスト、富裕層向け資産運用アドバイザーとして活躍。2013年金融コンサルティング会社マリブジャパンを設立。1993年慶應義塾大学経済学部卒。2000年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科経済学修士課程修了。日本金融学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
84
銀行業界には地方とか都道府県など物理的境界線がなくなりつつある。この本を読むと後に残るのは都市銀行か地方銀行かではなく、メガ銀行か中小銀行かという感じで。公正取引委員会が独占禁止法にこだわり過ぎているような気がした。「地域と寄り添う」が地銀のキャッチフレーズだけど、法人融資をしないのであればその十八番は信金・信組に奪われる。地方銀行なのに地方ではなく、東京とWeb上で血みどろの戦いが果てしなく続くのであろう。これからの地銀は富裕層の奪い合いと既存行員のリストラという意味で真っ赤っか。2019/02/01
KAZOO
82
地方銀行を中心としてマイナス金利の影響で経営がかなり厳しくなってきています。そのような中で地方銀行、第二地方銀行がどのような努力や新しいことをしようとしているのかを、2~3ページで図や表を使いわかりやすく説明されています。規模によってかなりやることは異なると思われますがこのように各県ごとに一覧で説明してくれると非常に参考になりました。2019/02/10
nbhd
10
地方銀行に対する著者の姿勢が大変シビアで、興味深く読めた。地方銀行におけるビジネスは法人貸出、有価証券運用、手数料の3本柱に支えられていた。しかし、人口減少、AI化・フィンテック化、低金利環境の長期化などにより、いずれの柱も朽ちつつある。最近の変化でいうと、東京拠点拡充、富裕層資産運用、シニア見守りサービスなどを展開することが銀行の生き残りをかけたコアビジネスになりつつあるという。もちろん、人員削減も必須の課題だ。考えてみれば、銀行の黄昏って、テレビメディアの衰退にどこか似ている。せつないね。2024/12/11
miyatatsu
9
地方銀行が現状どうなっているのかという概論だけではなく、全国全ての地方銀行の特徴の強みを詳しく一行ずつ紹介しており、とても参考になりました。本書が就活の一助になればと思います。2018/10/02
ハパナ
6
地銀、第二地銀について、各行現状の取り組みとこれからの展望をまとめた表題通りの本です。地方の金融機関という意味で考えた場合、信金の存在はどの様な立ち位置になるのだろうか。スルガ銀行が一つの成功モデルとして書かれていますが、世の中どう転ぶかわからないものですね。2018/12/02
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