出版社内容情報
患者数が1000万人ともいわれる国民病・腰痛。原因が多岐にわたり全貌をつかむことが困難。その症状と原因を探るアプローチ法を解説。コ・メディカルからスポーツ指導者・学生へ。
内容説明
腰痛の種類・鑑別から、治療法、運動、セルフケア、生活改善まで。解剖・運動学と疾患・治療がよくわかる。
目次
１ 腰痛について理解する
２ 特異的腰痛症を鑑別する
３ 非特異的腰痛症を鑑別する
４ 関節への負担について考える
５ 痛みの発生機序を理解する
６ 腰部に対するトレーニング方法
７ 鎮痛系の賦活を図る方法
著者等紹介
中尾浩之［ナカオヒロユキ］
理学療法士。１９８６年生まれの長崎県出身。治療家を支援する情報サイト「ｒｅｈａｔｏｒａ．ｎｅｔ」を運営しており、理学療法士が運営する個人ブログでは最大規模を誇る。これまでに回復期病院、整形外科クリニック、介護老人保健施設、デイケア、介護職員の養成校などと様々な職場を経験し、自身の転職活動の経験などからリハビリ職のキャリア形成について考えるようになる。現在はフリーランスとして活動し、他の療法士ブロガーと協力しながら治療で役立つ有意義な情報をすべての治療家が共有できる環境を整え、患者に還元できるように日々邁進している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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真作
1
腰痛のうち、医師の検査で原因が特定されるものはたったの15%、重大なもののみ。残りはまとめて非特異的腰痛症（原因不明）と診断される。その8割は6週以内に自然治癒するが、8割が再発する。理学療法士と原因を探っていく。神経や椎間板の状態はMRIで調べる。レントゲンでは骨しか映らない。腰が曲がっている高齢者は圧迫骨折を起こしている。肥満と腰痛は関係ない。ストレッチに疲労回復効果なし。腹筋よりも背筋を鍛える。マッサージは一時的な効果、繰り返すと筋肉が硬くなるので推奨できない。2022/05/30
かぴばら
1
良書。 とても読みやすく腰痛に関する理解が深まりました。 2017/08/16
チワワ
1
かなり専門的。良い。2017/03/01
