出版社内容情報
世界的に見ても生保大国といわれる日本。果たして現在の生保は消費者のためになっているか。業界の風雲児が問う。
内容説明
業界の風雲児、日本の生保の問題点を一刀両断。
目次
第1章 日本の生命保険の問題点
第2章 生命保険の基本―保険料の構造
第3章 生命保険の商品
第4章 生命保険の販売チャネル
第5章 生命保険の規制
第6章 生命保険の運用はどうなっているか
第7章 世界の生命保険
第8章 生命保険の歴史から原点を探る
第9章 生命保険を選ぶ時のチェックポイント
著者等紹介
出口治明[デグチハルアキ]
1948年、三重県美杉村生まれ。上野高校、京都大学法学部を卒業。1972年、日本生命保険相互会社入社。日本興業銀行(出向)、生命保険協会財務企画専門委員会委員長(初代)、ロンドン事務所長、国際業務部長等を経て、2005年に日本生命保険相互会社を退職。東京大学総長室アドバイザー、早稲田大学大学院講師等を経て、現在、ライフネット生命保険株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうだいあん
3
とても生命保険をわかりやすく解説した本。 歴史から仕組みまで。 変なき思想は、香りなき花束である とあとがきに記載の通り著者の意見も随所に入ってあり、共感や異論をともに感じおもしろい。2017/04/21
noritsugu
3
ほとんど知識がなかったので参考になった。過度にあおるわけでなく、たんたんと説明してあった。2009/04/02
学楽生喜(がくらくせいき)
2
・生命保険の概念が変わった。生保業界、保険についてもっと勉強しようと思った。2013/03/13
うさかめ
1
保険業界へ転職したので業界の基本を知るために先輩からおすすめしてもらった一冊。2008年の本ですが、日本の生命保険のなりたちや、世界の生命保険会社と比べてどのような特長や、課題があるのかが分かりました。また、保険の選び方についても教えてくれているので、これから保険を選ぼうと思っている方にもおすすめです。保険は住宅に次いで高い買い物と言われます。自分で納得して選ぶことが大事なんだなと思いました。2019/08/26
r_ngsw
1
専門的な内容ではなくわかりやすく、ということのようで、これよりも前に書かれた「生命保険入門」よりは読みやすく書かれているみたいです。だいたいざっくり生命保険てこういうことね、というのはつかめますが、やはり要所要所難しい…生命保険は投資商品の一つでもあるので、ある程度しっかりと理解はしておきたいところですが、ちょっと今一つ興味が持てませんでした。正直なところ。 詳細はこちら→ http://bit.ly/2wI9SVR2019/03/15